オロナミンCではありません...
そー言えば昔、巨人の選手がオロナミンCを持って「小さな巨人、オロナミンC」ってなCM
をやっていた。あれを大阪で流していたのはすごいと思うが、子供ながらに「絶対にオロナミンCなんか飲まん
」と誓っていた。(元「阪神タイガース子供の会」会員談)
もっと遡れば、ホームパーティーで「卵を入れたオロナミンセーキ」や「ミルク入り」や「ウィスキー割り」や「ジン割り」を本当に試した奴がいるのか気になる...
...それは置いといて...
音響技術者あるいはオーディオマニアな諸氏が必ず最後に行き着くものがある。それは『電源』。セレブなオーディオマニアになるとホスピタルグレードな200V電源を家に引き込んで、1メートルで数万円もするようなケーブルに走り始める。
知らない人に話すと「電源で何が変わるの?」と聞かれるが、良く例えるのはコピー機。音が小さいとボリュームを上げるよねぇ? でもあれは元の音(電気信号)が大きくなっているのではない。言わば「拡大縮小コピー」をしているようなもので、その拡大(縮小)コピーされた音が出てきているのだ。
この例でいうと電源の役割ははコピー用紙のようなもの。真っ白で綺麗なコピー用紙だと綺麗なコピーが出来るけど、汚いコピー用紙だと仕上がりも汚い。同じように、綺麗な電源だと出てくる(或いは録音された)音も美しくなるのです。
日本は100Vという世界で1番低い電圧が供給されているというハンディはあるものの、世界で1番安定した電気が供給されてもいる。とは言え、普通の家庭に届く頃にはノイズが入っていたり、タコ足でさらに供給電圧が下がっていたりする。しかも家を建てた時の工事が適当な電気業者だとアース方向すら揃っていない。(家のコンセントを良~く見てみて下さい。2つの穴の一方が微妙に長いはずで、本来はそちらがアース側なんです。)
かくいう俺も、以前、頭じゃわかっちゃいるけど気を遣っていなかった時期がある。が、レコーディングスタジオではなく、自分の機材を持って出張レコーディング(?)のような仕事を始めた頃に電源の壁にぶち当たった。
ホールのような安定した余裕のある電源環境で“いいじゃん!”と思った録音が、自宅に帰って聴くとショボイのだ。音の張りや艶がなくなっている。なんでだろう?と思い、試行錯誤するうちに『電源の違い』に行き着いた。
逆立ちしてもセレブではないので、引き込み電源を複相にしたり数万もするケーブルは買えないけど、ノイズフィルターや電源整合機を入れる程度のことはやってみた。...というか、機材の選定と同じレベルで電源も考えるようになった。
ちなみに、誰でも手に入れることの出来るもっとも純粋な電源って何か知ってます? オーディオマニアも神の領域に行ってしまった人達はこれで駆動する機材にはまったりするのです。
それは電池
行ってみれば小さな発電所みたいなもんで、変電所も変圧器も通らず、混じりっけのない純粋な直流電気をダイレクトに供給してくれます。
...やっと本題...
音響関係をはじめ、特にギター弾きやベース弾きがよく使うこの電池。「四角電池」や「9V」電池と言われるけど、正式には「006P」電池。
その中でも定番中の定番、要するに「音が良い」と評判なのがアメリカのDURACELL社製のPROCELL。かの Eric Johnson なんかはこれ以外は一切使わないことで有名。(残念ながら Mark Knopfler の使用電池は不明
)
楽器屋に行けば大抵これを置いている。いや、楽器屋ではこれか、安物のマンガン電池しか置いていないことが多い。(逆に家電店で DURCELL はあんまり見ないねぇ)
ふつうの9V電池はマンガンだと150円、アルカリで400円くらいだが、このPROCELLは500円以上もする
俺も今まで何気にこれを使ってきたけど、アコギのピックアップシステムを一新(カスタマイズ)したのに伴って、『100円ショップでアルカリ電池が手に入るこの御時世、500円以上もするPROCELLが本当に良いのか??』と思い始め、あちこちから色んな9V電池をかき集めて実験開始!
電池を交換するごとに弦を緩めて張り直しての面倒さに心が折れそうになるが、昆布とスルメを噛みながら耐え、全部をDAWに録音して試聴...
む、む、むっ...たかが電池、されど電池
電池によって、確かに違う
もちろん好みの問題だし、どれが良いとは断言できないけど...
大まかに言って、マンガン系電池は中域に寄ったオールドファッションな音(?)になり、アルカリはドンシャリ気味なハイファイっぽい感じではある。これだけなら単に好みの問題なんだけど、PROCELLは何よりバランスが綺麗なんだわ
泥臭いブルース系ならマンガンのPanasonicのNEOなんか良いかも?
一般的なアルカリより100円ちょっと高いだけならPROCELLってありかもな。安売り(?)で有名な千葉の「音の館」なら260円で売ってます
でも、プリアンプだけでこの違いってことは、エレキな人がエフェクターと電池の組み合わせにはまりだしたらえらいことになるな...。でもね、エフェクターはACアダプターで動かすより電池の方が良いというのは定説です。
DURACELL/PROCELL...電池界の“小さな巨人”と言ったところか
オマケ...と言っては何ですが...
最近手に入れた、個人的に「思い出の小さな巨人」...
その名は、ケロヨン
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