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2006年6月の16件の記事

2006年6月30日 (金)

登山ぐつ

060630_00020001_1 8月に スノーボードのレース仲間と富士山に登る。案の定、俺は幹事長。毎年、GWにシーズン最後のトレーニングキャンプが天元台(山形)であって、そこに集まるキャンパー同士の2年越しの計画なのだ。

登山の趣味はないから装備は1から揃えないといけない。とりあえず登山靴だけは履き慣らさないとヤバイと思い、今日、一緒に登る友人と買いに行った。神保町にスノーボード用品か楽器関係以外の用事で来ることなんてないので、ウロウロ迷いながら登山専門店に入った。

俺の体の大きさは皆さんの知るところ(身長187cm/体重約0.1t)なのだが、当然足も大きい。こと太股とふくらはぎの大きさは子供の頃から有名で、近くに住んでいた大阪水泳連盟の偉いさんからスカウトされたこともある。但し、幼稚園の時だが...?!

俺の足には致命的な欠点があって、右足と左足で大きさが1cm近く違うのだ。おまけに幅広・甲高。これでいつも靴には苦労する。欲しいデザインの靴はまずダメ。スノーボードのハードブーツなんて既製品のままではどうにもならず、高いお金を払ってインナーフォーミングまでしたくらいだ。

今日の登山靴選びも、あっちを立てればこっちが立たず状態で、最終的な決定要因はデザインしかなかった。あたり前だが、格好良いデザインは、値段もカッコイイ! 予定予算を \5,000 近く上回ってしまったが、納得できるものの方が良いと思って購入。

明日からこれを履いて出掛けようと思うけど、1番問題なのは靴ではなく、俺の体力なんだよねー。  

2006年6月28日 (水)

ジンジャエール

「長ジャ打ち上げ」の記事でシャンディガフが出てきたので...。シャンディガフはビールとジンジャエールのカクテル。

それぞれに好きな飲み物はあると思うけれど、俺の場合、アルコール類ではなくジンジャエール。どこかのお店に入っても、特に飲みたいものがない場合はジンジャエール。マクド(大阪語:標準語ではマック)に入ってもジンジャエール。もちろん、女の子を誘うときも“姉ちゃん、一緒にジンジャエールしばかへんか?”(大阪語:標準語で“お姉さん、一緒にジンジャエールを飲みませんか?”)。.....最後のは嘘やで?!

我々の年代だと、好きな飲み物と言われれば普通はお酒なんだろうけど、俺は誰かとお酒を飲みながら話をしているのが好きなだけで、お酒そのものはそれほど好きではない。(あ、ドライのシェリー酒は大好き!)

060627_21340001_1 世のジンジャエールは3大ブランドに制圧されている。Canada DrySchweppesWilkinson である。ほとんどの人が飲んだことのある(というか出回っている)ジンジャエールは圧倒的シェアの Canada Dry だと思うけれど、ジンジャエール愛好家は間違いなく Wilkinson を選ぶ。

言っちゃ悪いが、Canada Dry のジンジャエールは、まったくコーヒーの味がしないのに「コーヒー牛乳」と呼ばれている飲み物と同じく、ジンジャー(生姜)の味も香りもあまりしない。Schweppes のも似たような記憶がある。シャンディガフを頼んでも Wilkinson でないジンジャエールを使っている店は俺の中での格付けが下がるくらいだ。悲しいかな、居酒屋ではメニューにあってもほとんどそうなのだが...。ちなみに「長ジャ打ち上げ」会場だった奥沢のバー O's nest は Wilkinson だった! さすがマスター、わかっていらっしゃる!!

Wilkinson のジンジャエールを飲むと、ジンジャエールが子供の飲み物ではないことがわかると思う。ジンジャーの香りがツンと鼻にきて、飲んだ後に喉がヒリヒリするのだ。嬉しいことに、家のスグ横にある自販機に先週から Wilkinson のジンジャエールが並んでいる。商売っ気が薄いと思われた Wilkinson(日本での発売元はアサヒ飲料)もついに缶ものを出し始めたようで嬉しい限りである。

夏の夜は、風呂上がりに Wilkinson のジンジャエールで決まりだねっ!

【ジンジャエールな皆さんに】
大江戸線/新江古田駅のA2出口のスグ近くに Piccolo Bosco という小さなイタリア料理店があります。ここの自家製ジンジャエールは一見、いや一飲の価値アリです! 料理もメチャ美味しいですよ! 俺の数少ないお気に入りのお店です。

2006年6月26日 (月)

長ジャ打ち上げ

『長男は世界を救う』を合言葉に、インターネットTV/あっ!とおどろく放送局で放映されていた「長男ジャーナル」が全13回の放送を終え、その出演者を集めた打ち上げが行われました。この番組は色々な分野で活躍している「長男」をゲストに迎えて、そのときどきのテーマについてトークやらパフォーマンスを披露する番組。俺は第9回(5/27)放送の「長男的段取り・ズム!」に出演。

Tyounannzu200 メインキャストの上田会長,“風りん”の純さん、ナベケンさん(番組を見た友人がそれぞれをジョン・カビラ,なぎら健壱,横山やすし...と評したのは的を得ている!)はじめ、恐ろしく個性的な出演者の皆さんが集いました。

中でも劇的だったのが、立川談志門下の落語家「立川志雲」さんとの再会。10年近く前、お江戸日本橋亭で行われた落語と雅楽とのジョイント企画でご一緒したことがありました。それほど大きな会ではなかったのですが、落語と雅楽という組み合わせがすごくて、演奏だけじゃなく落語家の皆さんとの舞台トークもあったりで妙に印象に残っていた会でした。「立川志雲」という名前だけは覚えていたのですが、顔は記憶になし。昨日、実は隣に座っていらっしゃったのですが全然わからず、出演者紹介のときに「しうん」...「シウン」...「志雲」...“あーっ!”となったのです。志雲さんも同様、俺の名前は覚えていらっしゃったのですが、顔は記憶になかったようで、お互い紹介されて「あ、あの時の…!」となったわけです。いやぁ、世の中(業界か?)狭いというか、不思議なつながりってありますね。

Whorintaizow_1 各人が持つ“長男オーラ”のせいなのか、個性的な面子揃いのせいなのかわかりませんが、初対面でありながらあちらこちらで喋りまくり、夕方~深夜 2:00 までシャンディガフを飲み続けたのでした。今日は眠い...

とにもかくにも、皆さん、お疲れ様でしたー。またどこかで集まりましょうね!

★「アボガドとトマトのパテ」めっちゃ美味しかったよー! さんきゅ > 丸ちゃん

2006年6月25日 (日)

手応えは?

060624_16340001 構想3ヶ月半。制作日数、いや、俺の練習日数2週間をかけた“ふつーの音楽”企画のリハ本番(なんじゃそれ?)。特別サポーターにいつもの鍵プロくんを迎え、初々しい気分でスタート。

スタジオ入りしてドラムを隅にやったりケーブル回しやらエフェクトのセッティングをしながら、気分は微妙に懐かしいやら、小っ恥ずかしいやら、嬉しいやら?! “あれ? 家で作ったエフェクトと音が違う!”、“やばっ! 電池が切れそう”、“シールドが足りん!”...など、「お前、何年この世界におるねん?」と怒られそうな初歩的なトラブルにもめげず、何とか準備完了。はぃ、ハッキリ言って、舞い上がってたかも?(^^; えぇねん、えぇねん、このアマチュアモードこそがこの企画の趣旨なんやから...

060624_16320001_1 そうこうしている内に「ふつーの音楽バンド(仮称)」のフロント候補さん達が登場。軽く会話の後、取り敢えず音出ししながら曲を通してみる。他の3人が気付いてたかどうかわからないけど、微妙にニヤけたね。と同時に、指摘された気付いたけど、あれ? なんか俺、緊張してるやん...(@@;

何度か曲を通してお互いが慣れてきたところで、2Mix のサンプル録音開始。これまたハプニングで録り直しもあったりしたが、一応は無事終了。さすがに即席特攻状態なので、お互いの間や息遣いを感じる余裕もなく時間が経ってしまったけど、いずれちゃんと録音してみたいよね。

リハ終了後は微妙な疲労感や充足感とともに打ち上げへ(何のや?)。音楽に関係あるのかないのか色々な話をしながらも、最後は「ビッグヒットで印税収入・悠々生活」を誓い(!)お開きとなりました。いやぁ、鍵プロくんは飲むといつも通り良く喋ったねー!!

あ、最後に一言。 『おぃコラ! もっと練習しとけよ、俺!  (;;)

【業務連絡】オーディションの合否はボイトレ後に再審査とします。

2006年6月22日 (木)

いいねぇ

060621yuka_1リハのリハ、歌プロを投入した第1回、鍵プロを投入した第2回とも終了。ふむ、い~感じ。歌バンもなかなかおもしろいな。

今回はカバー曲ばっかりだけど、音楽としての面白さに加えて、妙な懐かしさがこみ上げてくる。高校の頃、初めてバンドを組んだ時に感じた、自分の演奏と他の楽器が混ざり合う心地よさってのかな? “何を今さら...?”と言われそうだが、音楽が仕事になってしまうと楽曲や共演者やステージに対しての感動はあっても、単純に「一緒に演奏する」という行為そのものについて、意外とこの感覚を忘れてたりするんだよね。リハリハに付き合ってもらった2人も案外とそうじゃないかな?

リハった中で1曲、アンデスという珍楽器をリクエストしたんだけど、これは昔、イルカのコンサートで中西俊博さんが演奏しているのを見て、即日、バンド仲間の鍵プロくんに“絶対ゲットせよ!”と、半ばバンマス命令を下した品。当時、この楽器は既に廃盤商品で探し回っても手に入らない品だったのだが、それをどうやって入手したかの苦労話は彼の鍵ハモのホームページを見てね。(書いてたっけ?)

単なる遊びネタで始まった今回の話、気が付けば、1番はまってるのは俺じゃん?!

2006年6月21日 (水)

リハのリハ

とにかく準備にパワーを費やす。ライヴでも本番そのものより、ゲネにもっとも気合いが入る。ちなみに、本番のときには既に頭は次のライヴのことを考えている。...どうやらパフォーマー向きの性格ではないようだ。

今週末、先般から書いている“ふつーの音楽”への復帰リハがある(まだ遊びだけどね!)。ギターを持って純然たる歌バンをやるのはものすごく久しぶり。元々はシンガーソングライターを目指したこともあるのだけれど、録音した自分の歌を聞いて唖然として以来、ヴォーカリストへの道には蓋をした。今や、ギターを弾きながら歌を歌うと、いつの間にか歌メロではなく、コードアルペジオにつられてそっちを口ずさんでしまうくらいだ。

気楽にやれば良いのに...と自分でも思うのだが、やっぱりふつうの歌にギターを合わせる感覚が掴めないのが気になって、明日(もう今日か?)、うちのバンド歌姫にご足労願い、合わせて貰うことになった。彼女の声は“和風ディーヴァ”ってな感じでポップスの歌うたいではないのだけれど、バンドのリハでは他のメンバーも引いてしまうくらい良く喧嘩する仲であり、逆に言えば信頼している盟友でもある。きっといつものように忌憚のない指摘が飛び出ることだろう (;;)

週末のお遊び当日には絶大なる(?)信用をおく秘密兵器も投入予定。

アマチュアの皆さんとのリハのリハにプロを投入する。何とも俺らしい...!

2006年6月20日 (火)

“究極の中途半端”

…いつしか自分から公言するようになったスタンス。仕事、生業の話である。色々な分野の仕事をしていると、本業が何なのか自分でもわからなくなる。自ずと、気持ち的な本業、費やす時間的な本業、収入的な本業が乖離していくことも多い。

“これしかできないから...”と言って、黙々とその分野の仕事をこなしている人に実は憧れている。が、昔から物事を1つに絞り切れない性格だし、せっかちな性格もあって何かに興味を持つとじっとしていられなくなる。今しなければならないことを棚上げにするのは得意技。

法曹を目指していた中学時代は学校の勉強を放ったらかして六法を読み耽って(?)いたし、物理学者を目指していた高校時代には数学の勉強なんかしないでアインシュタインの相対性理論を読んでいた。理解できているかどうかではなく、まずは本題に接することが好きなのだ。今考えるとバカみたく単純(純粋?)な発想だが、正直な話、この行動パターンは今でも変わらない。

幸か不幸か、興味を持ったことに対して「仕事としての人並み」レベルの知識と技術を身に付けることには長けている。というか人並み以上に早いし、その分野の大物とお知り合いになるのも得意。が、多くはそこでモチベーションが薄れてしまい、それ以上の領域になかなか辿りつけないのだ。

「やればできる力を持っているのに!」...小中高と教師から言われ続けた言葉。「やればできると言われてやらないのは、できないってことなんですよ!」と担任に食って掛かった高校時代に俺の人生のスタンスは決まったのかも知れない。

“色々なことができて羨ましい”と良く言われるが、それは俺のウリでもありウィークポイントでもある。しゃ~ない、今日もスペシャリストになるべく、ジェネラリストの能力に磨きをかけるとするか!

俺にとって『究極の中途半端』とは「ジェネラリストのスペシャリスト」なのである。

2006年6月19日 (月)

学校公演

学校公演と一口に言っても色々。予算が数万円しかないところもあれば、100万円までOKという大盤振る舞いなところもある。会場も教室や体育館から音楽ホール貸切まで。主催も学校そのものの場合やPTAの場合もあるし、行政(多くは教育委員会)が絡む場合もある。形式も1日音楽の先生みたいなものから、レクチャー、純然たるコンサートまで様々。

事前の企画や打ち合わせで話をするのはその学校の音楽の先生なことが多いのだが...、いつも思うのは、内容を一任されている肝心の音楽の先生が邦楽(雅楽)のことをあまりに知らなさ過ぎる。勉強不足と言った方が良いかな? 「私も雅楽は初めてなので...」「雅楽で校歌の伴奏とかできますか?」。おぃおぃ...こちらも顔は営業スマイルだが、内心は“・・・”。仮にも企画して教える立場なんだから、少しくらいは予備知識を勉強しておいてよ!と思う。公演当日は良いとして、事前・事後のフォローはどうしているのかいつも不安になる。わからない人がわからないまま子供達に“先生”として教えることほど怖いものはない。先生自身が興味を持ってくれないと子供達に面白さは伝わらないと思う。もちろん、すごく興味を持って熱心に勉強している先生もいるけどね。

公演を請け負う側にも問題はある。画一的に色々な種類の演奏を並べただけだったり、本来の使いどころではない曲に無理やり楽器をはめ込んで説明したり(良くあるのは雅楽器の入る箏曲(宮城曲)を演奏して雅楽の説明をするパターン)。外の世界の人はわからないと思うけれど、一般の邦楽と雅楽というのは実はあまり接点がない。言い換えれば、箏・三味線・尺八に詳しくても、雅楽のことはあまり知らない人は多い。が、邦楽全般の学校公演の場合、往々にしてそういう人達が仕切って説明することが多いので『間違いではないけど違う!』という内容も多かったりする。そして、俺らが聞いてもつまらない“千数百年続く伝統芸能”としてのお決り文句。

雅楽なんて平安時代のかっこいいアジアン・ポップス。公達の間では“やっぱモテるには雅楽じゃねぇか?”なんて会話もあっただろう。狂言は言わば室町時代の吉本新喜劇、能に至ってはきっと当時としては“えーっ!”てな前衛舞踊。今の姿ではなく、往時にどういう芸能であったか?という視点で解説した方が面白いと思う。

さらに問題なのは...素人に毛が生えた程度の地元の演奏家を起用する場合。子供達との交流企画としては良いと思うが、少なくとも授業や学習の一環として行う公演であれば、多少の予算はかかっても然るべきレベルの人達を起用するべきだと思う。ここら辺は企画する側の知識と聴く耳(見る目)を養って欲しいと常々思う。

渋谷公会堂、日本青年館、etc...。笙ではなく、スタンディングオベーションの中をギター抱えてステージに上がるはずだった場所なんだが...

2006年6月17日 (土)

夜な夜な…

Ef_2 エフェクター遊びが続いている。なんかアマチュア気分で盛り上がってしまう今日この頃。夕方、少し前に頼んでおいたモノ(アコギ用のマルチエフェクター)が届いたので、なおさら止まらない...

しかしこれ1つで、数年前なら何台のエフェクターを並べないといけなかったことか? 値段的にも1台のエフェクターでこれと同じくらいはしていた。もちろん、それぞれのエフェクターの持つ“味”を言い出したらキリがないが、これもまた良くも悪くもコンビニエンスである。

面白いのが最近流行りのモデリング機能。マイクはコンデンサーかダイナミックか? マイク位置は? 距離は? などなど、ご親切なのか大きなお世話なのか? 実際のマイク録りの音とは似て非なるものではあるけれど、“ふむ”と思わせるニュアンスはある。

中でも面白いのがギターの選択。Martin、Gibson、Ovation、Dobro、etc...、色々あって、説明書を見ながら聴くと“なるほどね~”と笑ってしまう。考えたら、それ自体のボディー鳴りのないサイレントくんはこういう遊びにうってつけなのだ。

やばいなぁ、モノホンの Gibson が弾きたくなってきた!

2006年6月15日 (木)

魔斧作針

まふさくしん・・・どんな難しいことでも忍耐強く努力すれば必ず成功する・・・という意味の言葉らしい。西川きよしならともかく、俺にはまったくもって似合わない言葉なのだけれど、近頃なぜか気に入っている。

4年ほど前から、パフォーマー側としての音楽に距離をおいた。何をやりたいのか自分の中で収拾がつかなくなったのと、あれほど執心していた“バンド”というものが面倒になってしまったから。変わって時間とお金のすべてを費やしたのがスノボ。“なんで?、どしたん?、何をいまさら?”ってほとんどの人に言われたけど、要するにバンドでしか音楽を考えられなかった自分にとって、初めてのソロ活動のようなものだった。

ほとんど知り合いもツテもない世界だったけど、1シーズンに30回以上もゲレンデに行き、元オリンピッカーの師匠のもとで練習した甲斐あって、へっぽこながらもアルペン(スピード)競技公式戦に出られるまでになった(もちろん、結果は惨憺たるものだったけど!)。友人もいっぱいできたし、ワールドクラスの人達とも親しくなった。そして怒涛のシーズンが終わって約2ヶ月、例年の空虚感(季節競技をやってる人はわかるよね?)とは違う何かに苛まれていた。

不思議なことに、音楽と距離を置いたこの4年の間にパフォーマーとしてではない音楽仕事が増えた。簡単に言っちゃえば人の音楽に携わる仕事。録音・プロデュース・企画・マネジメント・etc...、それはそれで面白いし、それまでは気付かなかったアプローチや展開が色々あることもわかった。

そんな中で気付かないまま徐々に蓄積されていたストレス、それは...パフォーマー/クリエイタ-としての自分のポジションは?...ってこと。さぁて、これから自分がどう動くつもりなのか、今は自分で興味津々な感じ...

4年前までと明らかに違っていること、それは俺の座右の銘に「一言喝破(いちごんかっぱ:物事を俯瞰し見通して一言で本質を言い切ること)」だけでなく、「魔斧作針」が加わったことかな?

2006年6月14日 (水)

Ready, Attention, Go!

Ready, Attention, Go!” ... Ready, Go! ではなく、 Ready, Attention, Go!。これはスノーボードのレースでスタートするときの掛け声。もう若くはない歳、この勝負にでる一瞬前の“Attention”の大切さを知る今日この頃です。

※今まであちこちに分散していたブログを1つにまとめました。コメントをくれていた方、全部消えちゃいます。ごめんなさい。

2006年6月12日 (月)

サイレントギター

数年前に買ったサイレントギター(YAMAHA製)を引っ張り出してきた。デザインに負けて衝動的にゲットしたっきり、ほとんどお蔵入りの品。ここ数年は自バンドの曲以外、ギターを弾くことなんてなかったんだけど、人の曲をやるにはちょっとくらい練習しなきゃ!と思い(珍しい...)、夜中の練習用にセットアップ。

実はサイレントものの楽器ってちょっと小バカにしてたんだけど、これがどうよ? 確かに音質・音色という意味ではメインで使ってるアコギ(Lowden)とは比べ物になんない。ちなみに、Lowden は買った当時に著名なピックアップエンジニア(?)に十数万で専用のピックアップシステムを取り付けて貰っている。確かに良い音だ。あたかもウィリアム・アッカーマンが弾いてるかのようなすんばらしい音がする。あの頃は確かにこの音が好きだった。いや、今でも素晴らしいシステムだと思う。

が、だ。そのピックアップシステムを通して聴こえてきた、高域の艶やかな純度の高い音が、かえって耳障りでウザイのだ。一言でいえば人工臭い。良い音なんだけど、好きな音ではなくなってしまっている。ましてや歌の伴奏として使おうとすると、音立ちが良すぎて伴奏にならない。確かに、単なるコードアルペジオとかストロークなんて無縁だった頃に志向していた音だ。Lowden の生音は今でも最高に好きだし、これより欲しいと思うアコギは今のところない。しかし、ピックアップで電気信号に変えてエフェクター通すという処理を行った時点で音のキャラクターは否応なく変わってしまう。

キーワードは「ピックアップ」。エアーマイクで録れば良いじゃん?と言われてしまえばそれまでだが、歌バンでのライヴやらリハでの都合を考えるとやっぱりエアーマイクよりピックアップに頼ってしまう。そこで「生の音質」という考えを割り切ったところで、サイレントの存在を思い出して(持っていることすら忘れていた)プラグインしてみる。

ありゃ~、結構いいじゃん?、使えるじゃん? しかも軽いしコンパクトだし、なんてコンビニエンス(悪い意味で言ってるのではないよ)なんだ! 少なくとも、モニターから出て来る音に関しては、値段が数倍する Ova○on よりも好きだな。YAMAHAの楽器をちょっと見直す...

やはり餅は餅屋と言ったところか...。自バンド(T's color)の曲以外では、しばらくはサイレントくんとの付き合いが深まりそうだ。

...もっとも、レコーディングで使う気はまったくないけどね?!

2006年6月11日 (日)

プール

コードを採譜したり、何だかんだで、3日で5時間寝てない...。音楽モードになるとこれだから体に悪い! しかも、今日は朝も早よから息子と近所の子供達を連れてサマーランドの屋内プールへ。

近所の子供連れって行き帰りはしんどいけど、現場では放っておいても皆で遊んでるから、結果的に楽。

しかし、よく子供ってあれだけ飽きずにプールで遊んでるよなぁ? 確かに自分もそうだった記憶がある。今や...1時間でお腹いっぱいだもんなぁ。

いずれにせよ、親にとってしんどい季節がやってくる。ま、家でゲームするよりプールの方が喜ぶ子供の方が絶対良いよな。

2006年6月 9日 (金)

これこれ!

ひょんなことから、ジュディマリのギターをやることになった。
しかもアコギで?!

ディストーションなんて使うの何年ぶりだ? いや、10数年ぶりだ!
しかもアコギだ!!

久々にエフェクターで遊びまくり。普段は使わないパッチばかり。
しかもアコギか??

でもこの感覚、懐かしいなぁ。あれこれ、使えそうもない音を作ってはパラメータ変えてみたり、そんなこんなで夜が更けていく。

この感覚こそが、ふつーの音楽だったな...

2006年6月 4日 (日)

運動会

昨日は子供の運動会でした。年月を経ても、自分たちの頃と基本的に変わらない風景。ま、確かに子供の人数は少ないが...

あ、決定的に変わったことがある。親が応援ではなく、撮影に躍起なこと。それってどうなんよ? なんか違う気がする。...などと言いながら、去年までは俺も撮ってたんだけど (^^;

今でこそスノボレースなんてやってるけど、元来俺はドがいっぱいつく運動音痴。いや、陸上音痴というのが正解か? 球技はそれなりに活躍してたもんな。

陸上音痴というのは、当然、運動会で脚光を浴びることはない。なので、親たちにとって唯一の「運動神経」判断基準の場となる運動会では良い思いをしたことがない。

高校の時、「長距離種目で優勝したら付き合ってくれ」と女に告って、見事優勝してゲットした友人が居たけど ... 曲をプレゼントするよりカッコええよな~ ... と今でも思う。

今度、スノボのGS(大回転)で優勝したら付き合ってくれ!って誰かに言ってみるか? きっと優勝できないのを見越して「いいよ」って言ってくれるんだろうな。

2006年6月 3日 (土)

仕事とは...

仕事とは、かくも本当・本音・本心・etc...と、“本”の付く言葉を隠しながら行動しなければならないものなんだろうか?

もちろん、根回しや営業戦略といったものを考慮しなければならないのはわかるけれど、空回りしている上に、重症かも知れない患者を目の前にして、まだ“本”を隠すことにこだわっているのには呆れ果てて物が言えない。なんなんだ、こいつら?

そんなことを感じた「博多の夜」なのでした。来週も博多かなぁ? 黙って良い人にしてよっ!

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