10年経っても...
10年ぶりの友人からメールが来た。何でも仕事の都合でしばらく東京に来ているらしく、晩飯でも食おうか?ってことで。
もう15年以上前、音楽の仕事とはまったく関係のない所で知り合ったのだが、たまたま持っているギターの話になって、俺がMartin(D-18)、彼がOvation(Custom Legend)という、ある種の王道コンビだったことから話が盛り上がった。
その頃の俺は William Ackerman のような New Age 系ギター以外にはあまり興味がなかったのだが、インストルメンタルをやりたい彼がギター教室に行くと言うので、なんとなく一緒に見学に行った。
その教室というのが、今はもうなくなってしまったが、岡崎倫典さんが小さな事務所の一室でやっていた R's AVENUE というスクールだった。さして宣伝しているわけでもなく、“ガツガツしてない”ギター好きが集っている、こじんまりとしたアットーホームな良い教室だった。ま、ここでも俺は曲の練習なんかよりコード進行だの綺麗なオープンコードのポジションなんかの話にばかり食いついていた気がする。
そこには代理講師(?)としてコマンチ(小松原俊)さんや打田十紀夫さんなど、今のアコギ界を背負って立つことになる人たちも来ていて、プライベートでも家に行って珍しいギターを触らせて貰ったり、構想中の新曲を聴かせて貰ったりと随分遊んで(いや、学ばせて?)もらった。
考えてみれば、俺のギター人脈(?)ってその友人から始まっているのだ! そして、倫典さんの R's Avenue が惜しまれつつ解散になった頃、その友人は東京の会社を辞めて地元へ戻って行った。ちなみにその頃、俺のギターは Lawden O-32c へと変わる。
で、一昨日届いたメールの中身...
■友: ところで、LAWDENを持っていましたよね? モデルは何ですか? 私も先月 LAWDEN O-38 を手に入れました。
■俺: えーっ、俺も先々週、GUILD の12弦を買ったとこですよ!
...10年ぶりの会話がこれって、なんだか嬉しいな。
« じぇい・ぽっぷ | トップページ | ダストキャップとタンバリン到着 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント