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2007年7月 5日 (木)

Hurdy Gurdy

ハーディ・ガーディという楽器をご存じだろうか? ハンプティ・ダンプティじゃないよ?!

俺がいつか手にしたい(ちゃんと弾きたい)と思っている楽器が2つある。アラブやペルシャの民族楽器で、ギターやリュートや琵琶の共通の先祖であり、今でも現役で活躍するウード。日本でもまともな楽器が入手できるし、プロの日本人演奏家もいる。

※いつか、ウード・リュート・雅楽琵琶という歴史と大陸をまたぐトリオで演奏するのが夢だったりするのだ!

もう1つが中世ヨーロッパで使われていたハーディ・ガーディ ※ヴィエル(Vielle:仏)と呼ばれることも多い。こちらは途絶えかけていたが、近年、フランスや北欧を中心に復活している。が、ちゃんとした楽器の入手はとても困難だし、入手したところでメンテが大変。それに、まともな演奏家も生では見たことない。おそらく日本人にプロはいないだろう...

41ckgc77ksl_aa240_ 先週、ネットを見ていて面白いCDを見つけたので早速ゲット! 北欧(スウェーデン? ノルエウェー?)のその名も HURDY-GURDY というユニット(まんまやん!)の PROTOTYP と言うアルバム。

ハーディ・ガーディに色んな電子回路を埋め込み、シンセ・ハーディ・ガーディと言えるような楽器で音楽を作っている。

家に帰ったら届いていたので早速聴いてみた。もっと奇をてらった音楽かと思いきや、なかなか正統っぽいというか、バッキングはイマドキだけど、ハーディ・ガーディそのものの音色をけっこう活かした面白い作品。もし生で聴く機会があれば是非行ってみたいな。

雅楽器をはじめ日本の楽器もそうだけど、古くからある民族楽器というのは不器用だしアクが強いので、最初は面白いけどスグに飽きる! 伝統音楽の良さなんてものはある程度勉強して接してこそ味が見え(聴こえ?)てくるものなので、パッと聴かせて面白さをわかれ!という方に無理があると常々思っている。

そういう意味では、こういったバッキングで変化をつけることによって今風に仕立て上げて、その楽器の音に馴染ませるというのはアリだなとは思う。雅楽ではうちの師匠がそれをやって見事!有名になった... (^^;

しかし、どこまでイマドキに迎合するのか?みたいなところでいつも困惑してしまうんだよね~。おそらく、家元でも何でもない伝統芸能系の人って、みんなそこで迷ってるんじゃないかな~? やってる楽器や音楽こそ古いけど、子供の頃から聴いてきたのは「今の音楽」なのだから...

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コメント

10年ほど前、CMのワンシーンでハーディ・ガーディを見かけました。どこか19世紀頃の欧州が舞台で、大家族がピクニックに来て、そのなかの一人が弾いている。そのセピア色のシーンがとても琴線を振るわせました。ハーディ・ガーディはでてこないものの、それと良く似たシーンが映画「俺たちに明日は無い」にあるのですが、大好きなシーンです。最近、この二つのうるうるに通じる出会いがありました。それはLINDA RONSTADTとANN SAVOYのデュエットアルバムADIEU FALES HEARTの冒頭にでてくるRESOPHONIC VIOLAの音です。ハーディ・ガーディに似たしわがれた摩擦音です。どこかすすり泣くかのような郷愁いっぱいの音色にとても弱いです。

■おくたまたくおさん >

俺も好きな楽器とそれが呼び起こす風景(情景)というのは常にリンクしていて、その代表が楽琵琶(雅楽琵琶)・ウード・ハーディガーディなんです。

そのキーワードは nostalgia。もちろん、ペルシャやヨーロッパに俺自身の原風景はないんですが、もっと大きな意味でのそれはあるような気がします。

RESOPHONIC VIOLA って、要するにビオラ版ドブロですか?

しかし、リンダロンシュタット! 10代の頃に良く聴いてました。It's so easy to fall in love! ってシャウトしてるの好きでしたねー。長いこと聴いてないなぁ...

このアルバムはケイジャンへのオマージュ的な作品と聞いて、期待して買ってきて聞いた時に冒頭で馬頭琴に聴こえたので、「あれ、まさか誤品?」とおもったのですが、ほどなくリンダの声が流れてきたので、「いや、これは馬頭琴ではなくハーディガーディじゃないか?」で、ジャケットを探したらRESOPHONIC VIOLAと記載されていました。
初めて聞く名前なので検索したのですが、まだよくわかりません。
共鳴弦が付いていたビオラ・ダ・ガンバの別名なのかもしれません。
とにかくこのアルバムで聴こえる弦の音はケイジャンどころかASIANで奥が深い作品でお気に入りです。

■おくたまたくおさん >

ふむ、RESOPHONIC VIOLA を調べてみましたが、リンダロンシュタットのアルバム以外には引っ掛かりませんねぇ。今度、それを聴いてみます。

ドローン弦の楽器って何だか魅かれるんですよねー。ハーディ・ガーディもそうだし、ヴィーナとかも大好きです。大正琴もか。

考えたら、大正琴に擦弦用の円盤をつければハーディ・ガーディになっちゃいますね?!

パットメセニーとかが弾いてる JERRY JONES(electric sitar)なんかも触ってみたい。

■おくたまたくおさん >

気になってたんですが、RESOPHONIC VIOLIN というのを見つけました!

http://www.schoenguitars.com/id31.html

これの Viola版じゃないですか?

electric sitar系ですが、sitar steelというのがあって、ポコのラスティ・ヤングが1977年のINDIAN SUMMERという曲で初めて披露したんです。最近ライブDVDをみてやっと謎が解けたのですが、六角系のバーで弾いたペダルスティールなんです。要は琵琶の柱のさわりと同じ原理なんです。で、曲の途中で普通の丸バーと六角バーを鮮やかに持ち変える姿がすごくキマッテいます。

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