凹む、お楽しみ会
個人的なお楽しみ会(?)
先週は大手ゼネコンの元執行役員、今日は某上場企業の財務部長とサシで飲みに行った。もちろん仕事関係ではなく、プライベートなお付き合い。普通ならスーツでビシッと決めて、恭しくお会いするような相手なのだろうが、そこは俺。普段着のまま、敬語を使うわけでもなく、おちょくったりバカ話で盛り上がる。
元々は、手伝いに行った仕事先の社長だったり、海外で仕事をしてた時の責任者(現地支社長)として知り合った人達なんだけど、そのクラスの人達は話していて面白いね。話のスケールと経験値のケタが違う。“ほぇ~”って感じ。
会社員だった若い頃、話題が見えてしまう同期とか下の人との飲み会は大嫌いで、上役(部長・取締役クラス)が飲みに行くときに取り入って、一緒に連れて行って貰うのが何よりの楽しみだった。いわゆる外注(派遣?)の身分で、発注元の重役クラスと、そこの社員を差し置いて飲みに行くのだから、今から考えたら俺も大胆不敵なものだったなぁ。俺なんか蚊帳の外のような話題を聞きながら、ない知識と経験をフルに動員してコメントを述べて意見を聞くのが好きだった。
そういう経験もあってか、色々なところで“それなり”の肩書きの人と出会うけど、少し話しただけで、信用に足る人か、否か? 経験値でモノを言ってるのか、机上の空論を述べてるだけか? 現場の状況に対して適切な発言をする人か、独りよがりの正論を捲し立てるだけの人か? ...みたいな判別力が身に付いたと思う。
飽き性、鈍くさい、イラチ、浪費家、モテない ... と自分の生い立ちに対して良い感情を持ったことはあまりないのだが、不思議と天然でそういう人達に気に入って貰える性格(?)に関しては親に感謝している。
まぁ、直接的に仕事とか実入りには関係しないんだけど、そう言った人達とプライベートな付き合いができることは、人生観みたいな大乗的な意味で有り難いと思ふ。
もっとも、そういう人達が自分と同じ年齢の頃に何をしていたか?を聞くと、今の自分の不甲斐なさに凹んでしまったりするんだけどね
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