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2008年6月の3件の記事

2008年6月26日 (木)

凹む、お楽しみ会

個人的なお楽しみ会(?)

先週は大手ゼネコンの元執行役員、今日は某上場企業の財務部長とサシで飲みに行った。もちろん仕事関係ではなく、プライベートなお付き合い。普通ならスーツでビシッと決めて、恭しくお会いするような相手なのだろうが、そこは俺。普段着のまま、敬語を使うわけでもなく、おちょくったりバカ話で盛り上がる。

元々は、手伝いに行った仕事先の社長だったり、海外で仕事をしてた時の責任者(現地支社長)として知り合った人達なんだけど、そのクラスの人達は話していて面白いね。話のスケールと経験値のケタが違う。“ほぇ~”って感じ。

会社員だった若い頃、話題が見えてしまう同期とか下の人との飲み会は大嫌いで、上役(部長・取締役クラス)が飲みに行くときに取り入って、一緒に連れて行って貰うのが何よりの楽しみだった。いわゆる外注(派遣?)の身分で、発注元の重役クラスと、そこの社員を差し置いて飲みに行くのだから、今から考えたら俺も大胆不敵なものだったなぁ。俺なんか蚊帳の外のような話題を聞きながら、ない知識と経験をフルに動員してコメントを述べて意見を聞くのが好きだった。

そういう経験もあってか、色々なところで“それなり”の肩書きの人と出会うけど、少し話しただけで、信用に足る人か、否か? 経験値でモノを言ってるのか、机上の空論を述べてるだけか? 現場の状況に対して適切な発言をする人か、独りよがりの正論を捲し立てるだけの人か? ...みたいな判別力が身に付いたと思う。

飽き性、鈍くさい、イラチ、浪費家、モテない ... と自分の生い立ちに対して良い感情を持ったことはあまりないのだが、不思議と天然でそういう人達に気に入って貰える性格(?)に関しては親に感謝している。

まぁ、直接的に仕事とか実入りには関係しないんだけど、そう言った人達とプライベートな付き合いができることは、人生観みたいな大乗的な意味で有り難いと思ふ。

もっとも、そういう人達が自分と同じ年齢の頃に何をしていたか?を聞くと、今の自分の不甲斐なさに凹んでしまったりするんだけどね

2008年6月21日 (土)

おかえり、リック!

かれこれ、1ヶ月半の入院(出張?)からリックが帰ってきた。別に悪いところがあったわけではないのだが、何をしてたかと言うと...

 

いつも面倒を見て貰ってるリペアマンのところでフレットの打ち替え

磨り減っていたわけではないのだが、リック純正のフレットはベタで低いフレットが打ってある。リックは良くも悪くも昔のままのギターなので、「ギター=コードじゃらん弾き」で良かった頃のままの仕様。なので、好きなミディアムジャンボのフレットに打ち替えて貰う。

Fret ついでに、リックの見た目の綺麗さの1つとされる指板の塗装(ニスみたいなの)も剥がして貰った。コアなリックファンには怒られるかも知れないけど、別に美しいとは思わないし、滑りが悪くて弾きにくいだけなのでね(ちなみに、ストラトなんかのメイプル指板も嫌いです )。※写真は左が純正のままのとき、右がリペア後。

あと、リックのサーキット(ボリューム/トーン)配列になんか違和感があったので、レスポールなんかと同じ配列に変更。

 

ケース職人さんにリック専用のケースのオーダー

リックの純正ケースは『重い・デカイ・取っ手のバランス悪い』の3拍子揃っている。作りは樹脂成形でしっかりしていて良いのだけど、それを考えても余りある使いにくさ。単品で買うと5万くらいするらしいが、バカにすんな!...と言いたくなる。

作って貰ったのは、邦楽器のOEMケースなんかでも有名な小平にあるエコーポップ。老夫婦が2人でやっているケース工場。完全オーダーメイド&ハンドメイドです。

今回、俺の方で形や装備など色々とアイディアがあったので、エコーポップのおじさんと色々相談しながら詳細を決めて発注。

Ca390004そして今日、出来上がったのがコレ!
上がオーダーして出来てきたケース。下がリッケンバッカー純正ケース。

全長は変わらないけど、実際の印象としては目論み通り、かなりコンパクトになった。なにより、楽器に合わせて1番良い取っ手位置を職人さんが長年の経験と勘で割り出すので、持ったときに楽器が見事に水平になる(=軽く感じる)   比して、純正ケースは『マジかよ~』というくらい、ケースが傾く(=重く感じる)

Ca390007 当然、その楽器に合わせて型取りするのでフィッティングは見事なもの。純正ケースでもここまでフィットしていない。しかも、ケースは小さくなったのに、小物入れの部分はフタ付きで容量アッ~プ!

Ca390008_2 その他、ショルダーストラップ用のDカンを付けて貰ったり、電車なんかで縦置きしてるときに持ちやすいように、裏にサブハンドルを付けて貰ったり。

ここまで完全ハンドメイドでオーダーして、純正ケースより全然安いです。というか、ちゃんとした市販ケースと変わらない値段です。

持ってる楽器の全部のケースを作るような贅沢は出来ないけど、ここぞの一品(逸品)を持ってる方は是非オーダーしてみては? 純正ケースより完璧で、かなりの満足度ですよ~

2008年6月15日 (日)

そっかそっか

前回、記事を書いてから丸1ヶ月経ってしまった。

その間、叔母が亡くなったり、メインの取引先が変わることになったり、マスタリングでかつてない大失敗をおかしたり...。厄年を終えたはずなのに、晴天の霹靂に近いバタバタが相次ぐ今日この頃なのです。

まぁ、それはおいといて...

今朝から子供の挙動が何か不審だった。やたら親切だし、“疲れてるなら部屋でゴロンとしてなよ”と俺を隔離したがる。で、さっき、“かっか(母親)に買い物頼まれてるから...”と、出掛けていった。

なんかおかしい

あー、そっか、今日は父の日だ。何か企んでるな

蓋が開くまで知らんフリをするのも、これまた親の役目なんだなー。

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