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2008年6月21日 (土)

おかえり、リック!

かれこれ、1ヶ月半の入院(出張?)からリックが帰ってきた。別に悪いところがあったわけではないのだが、何をしてたかと言うと...

 

いつも面倒を見て貰ってるリペアマンのところでフレットの打ち替え

磨り減っていたわけではないのだが、リック純正のフレットはベタで低いフレットが打ってある。リックは良くも悪くも昔のままのギターなので、「ギター=コードじゃらん弾き」で良かった頃のままの仕様。なので、好きなミディアムジャンボのフレットに打ち替えて貰う。

Fret ついでに、リックの見た目の綺麗さの1つとされる指板の塗装(ニスみたいなの)も剥がして貰った。コアなリックファンには怒られるかも知れないけど、別に美しいとは思わないし、滑りが悪くて弾きにくいだけなのでね(ちなみに、ストラトなんかのメイプル指板も嫌いです )。※写真は左が純正のままのとき、右がリペア後。

あと、リックのサーキット(ボリューム/トーン)配列になんか違和感があったので、レスポールなんかと同じ配列に変更。

 

ケース職人さんにリック専用のケースのオーダー

リックの純正ケースは『重い・デカイ・取っ手のバランス悪い』の3拍子揃っている。作りは樹脂成形でしっかりしていて良いのだけど、それを考えても余りある使いにくさ。単品で買うと5万くらいするらしいが、バカにすんな!...と言いたくなる。

作って貰ったのは、邦楽器のOEMケースなんかでも有名な小平にあるエコーポップ。老夫婦が2人でやっているケース工場。完全オーダーメイド&ハンドメイドです。

今回、俺の方で形や装備など色々とアイディアがあったので、エコーポップのおじさんと色々相談しながら詳細を決めて発注。

Ca390004そして今日、出来上がったのがコレ!
上がオーダーして出来てきたケース。下がリッケンバッカー純正ケース。

全長は変わらないけど、実際の印象としては目論み通り、かなりコンパクトになった。なにより、楽器に合わせて1番良い取っ手位置を職人さんが長年の経験と勘で割り出すので、持ったときに楽器が見事に水平になる(=軽く感じる)   比して、純正ケースは『マジかよ~』というくらい、ケースが傾く(=重く感じる)

Ca390007 当然、その楽器に合わせて型取りするのでフィッティングは見事なもの。純正ケースでもここまでフィットしていない。しかも、ケースは小さくなったのに、小物入れの部分はフタ付きで容量アッ~プ!

Ca390008_2 その他、ショルダーストラップ用のDカンを付けて貰ったり、電車なんかで縦置きしてるときに持ちやすいように、裏にサブハンドルを付けて貰ったり。

ここまで完全ハンドメイドでオーダーして、純正ケースより全然安いです。というか、ちゃんとした市販ケースと変わらない値段です。

持ってる楽器の全部のケースを作るような贅沢は出来ないけど、ここぞの一品(逸品)を持ってる方は是非オーダーしてみては? 純正ケースより完璧で、かなりの満足度ですよ~

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