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2008年12月16日 (火)

Evening Poem

十年一昔。

先日のライヴの後、ほぼ10年ぶりにかつての音楽仲間(と言って差し支えないかな?)と再会した。

一時期、音楽(制作)的にかなり密な状態にあったのだが、とあるプロジェクトが発端となり、歯車が噛み合わなくなった。噛み合わないどころか、それを支えていたシャフトもモーターも潤滑剤もすべてが空中分解を起こして散った。

そのプロジェクトの中心に居たのが、その人と俺。長年、音楽をしてきた中でもっとも“痛い”出来事の1つだった。その人とは、おそらくもう会うことも、話すことも、すれ違うことすらないと思っていた。

怒りとか恨みとかがあったわけではないのだが、ある種のトラウマもあって、繕うための方策も気力もないまま10年間の音信不通が続いた。

少し前、その人から電話がかかってきた。オフィシャルな内容だったのだが、向こうも俺に電話を掛けてくるのに勇気がいったんじゃないかと思う。こちらも携帯の表示を見て一瞬、身構えたくらいなのだから...

でもまぁ、いざ話しているうち、他愛のない近況報告になって1時間近く話し込んでいた。ちょうどライヴの店がその人の家の近くなので誘ってみた。

そして土曜日、その人曰く“懐かしい音を聴きに”来てくれた。ライヴ中は居るのがわからなかったのだが、ライヴが終わって再会した。

なんだろ? 視線が合った瞬間、“あの時の事は、もういいよね?”みたいなコンセンサスが成立していて、取り立てて10年もの音信不通を意識することもなく話していた。

まぁ、もう一緒に何かのプロジェクトに取り組むことはないかも知れないが、そんなことより、人間関係も捨てたもんじゃないな ...と感じた出来事だった。

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コメント

去る人あり、来る人あり。そして、再会あり。
僕も、先のライブで4〜5年ぶりの再会がありました。

人と接して、別れて、また会って。その繰り返しの中で、それぞれに成長するのかもしれませんね。新しい出会いは、お互い少なくなっていく年齢ですが、そんな繰り返しもけっこういいものかもね。

■Yoshiさん >

音信不通...と言っても、自然消滅的にそうなったのではないパターンでの再会というのは、俺にとっては珍しい出来事。

こういうのって、『時間』という薬が一番すごいと思いますねー。

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