ZOW (中田太三)

facebook

グリムス

Mark Knopfler

My Favorite Artist

« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »

2009年3月の6件の記事

2009年3月31日 (火)

びたーっ!

琵琶くんが来週からの海外公演のため、入院先(?)から一時帰宅。

覆手(ブリッジ)のカスタマイズはほぼ終わっているものの、肝心の転手(ペグ)は製作前だったため従来のまま。

Ca390036_3 調絃するとペグが滑って(ギターのようにギアでなく、バイオリンなんかと同じく木の摩擦で止まります)なかなか安定しない。

こういう時、今まではチョークやら鉛筆の芯(の粉)やらを塗って安定させていた。が、この方法で安定させると、滑らなくはなるけど、“キッ”と止まってしまうために微妙に動かしづらくなる。

E3d2a55a5b_2 そこで今回、少し前に仕入れておいた Peg Drops(Liquid Peg Compound) というものを塗ってみた。バイオリンやチェロなどクラシック弦楽器用のペグのコンパウンド剤。

これが何とまぁ 塗った途端、転手と絃蔵(ヘッド)が吸い付くかのように“びたーっ”と止まる! 実は今までも似たような製品を色々と試したことはあるのだが、こいつぁ別格やおまへんか!

いやはや、こりゃスゲーな。堅く固定されるわけじゃなく、安定したトルク感っちゅうの?

さすが、バイオリンを中心に、世界を相手にして評価されてるだけのことはあるなぁ。琵琶ケースに常駐決まり!

これ、楽琵琶だけじゃなく、三味線とか同じような楽器の転手の弛みにお勧めです。

※この手の製品は同じ“コンパウンド”という商品でも、「弛いのを止める方向」「固いのを滑らす方向」の2種の製品あるのでご注意を!

2009年3月22日 (日)

2カポ

今日はリハだった

楽琵琶がなかったのでガットギターで代用した 調絃上、どうしても2カポにする必要があったがカポタストはない

 

Ca390028_2

そこら辺にあるもので作った

これぞ、カポの原点

2009年3月20日 (金)

エピくん

Ca390024 きょうは、おともだちのエピくんが遊びにきてくれました。

とっても楽しかったです。(りっく)

2009年3月17日 (火)

新兵器!

Ca390023 財布的にはかな~り痛いのだが、不況に喘ぐ日本経済の循環に貢献すべく決死の浪費   いや、投資です

主に出張レコーディング仕事用途に Core2Duo の lenovo を導入。重いプラグインを使わなければ 24tr 程度は楽勝で録音できちゃいます(そんな使わないけど)。

ついでに KORG の nanoKEY を買ってみた。まぁ、キーボード自体はオモチャのようなもんだが、俺の用途的には必要充分。

lenovo 純正品か?と思うようなピッタシのサイズと色目 …とは言え、弾きやすさというか視認性を考えるとホワイトモデルにした方が良かったかな?と、ちと後悔

それより、付属で付いてくる超名機 M1 のソフトシンセの簡易版 M1 Le、これが良くできてる! もう他のややこしいソフトシンセはいらんなぁ…

そうそう、このセットアップの最中、知り合いと飲みに行った席で、偶然にもこの M1 のハードウェア音源モジュールとして大売れした M3R を所有していることが判明! 近々うちに来ることになったのだ

2009年3月13日 (金)

ベトナムへ

来月半ば、○○庁(“みやうち”ではありません)のバックアップで、笙と楽琵琶を担いでベトナムへ行くことになりました。下のフェスの本祭に出演します(メインは聲明)。

Sakura_5

当初オファーのあった旅程と、文化庁助成が内定して最終決定した旅程が違うという有り得ない事態となり、たまたま日程の空けられた俺以外は参加できないというハプニング! 結局、「聲明+雅楽」編成ではなく「聲明+箏+鼓+俺」という変則編成。

どうなるのかドキドキもんですが、久々のアジア圏なので楽しみー!
ホッカイロを買い込まなきゃ!(←笙吹きは意味がわかるよね?)

2009年3月 8日 (日)

裸琵琶

Ca390017 水道局のマスコットではありません

 

修理...、いや、カスタマイズ中のびわくんの状況を見に行ってきました。

覆手(ブリッジ)や撥面(撥皮)をはずして素っ裸になってました

これからボディを磨き上げ、フィニッシュを施し、さらに覆手の調整に入ります。

 

Ca390022 そしてこちらの木片。これはココボロという唐木で、中南米産のローズウッド(紫檀)の一種。高級万年筆やクラリネットなどの木管でも使われていて、モノによってはあのハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド)より綺麗な杢目が出るんだそうな。重硬で安定性/耐久性に優れていて、この材で転手(ペグ)を作って貰います。

なんだか軽い気持ちで依頼したカスタマイズだったけど(その割に内容はマニアックだったけど)、かなり本格的になってきたな...

仕上がりがとっても楽しみ...だけど...

« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »