吉野桧

吉野桧（檜）が届いた。

楽琵琶の柱（じ：フレット）用。今までは実験的にバーチで作ったものを使っていたのだが、今回のカスタマイズが上がってきたら、本家の桧で作ってみる（楽琵琶の柱って本来は桧で、俺の琵琶も元々は桧だったのだが、削れてきたのでバーチで作り直してみた）。

意外と桧の良い端材というものがない。ＤＩＹショップなどにあっても琵琶の柱を作るには大きすぎたり、偏材だったり。

少し前、吉野（奈良県）の桧の店で良さそうなのを見つけたのでサイズを何種類か指定して送って貰った。結構、良い部分を使ってる端材なので使えそう。何より、安い！

封を開けると、部屋に薄っすらと桧の良い香りが漂うのでした．．．

公演模様

ハノイでの公演の模様が「JVCA 財団法人 日本・ベトナム文化交流協会」のＨＰにアップされました。

手前の蘇芳（赤）装束が私です

『日本とベトナムの演舞が続く』

帰国

ハノイ（ベトナム）公演

ハノイで行われた「日本桜まつり in Vietnam 2009」から帰って来ましたー。我々演奏者６名＋日本劇場技術者連盟の名だたる舞台スタッフを加えた総勢２５名のチームです

３日間開催された中で、「白拍子」という平安後期～鎌倉前期に流行った女性芸能のパフォーマンスを２公演＋１講演行いました。公演の内容からして、ああいう騒がしい場所での演奏（舞）は厳しいものがあるのですが、珍しさもあってか、熱心に観てくれた方々もたくさんいました。

私の参加する公演こそ上手くいきましたが、イベントの進行自体はここでは書けないハプニングの連続で、まぁ良く大きな問題もなく終わったものです。

ベトナム有数の大きなイベントとは言え、基本的に運営を支えているのは自費渡航と現地のボランティアの方々。私が運営自体をどうこう言うべきではないのでしょうが、来場者数が述べ２０万人を越えるイベントなので、根幹部分のシナリオやディレクションはやはりプロの人達が指揮しないと現場で一生懸命動いているボランティアの人達にしわ寄せが行ってしまいます。

内部的には色々とあるようですが、全体としては大盛り上がりの中で幕を閉じ、結果としては「大成功」という触れ込みになるのかな？

やはり変わった楽器（楽琵琶）を弾いている装束姿が目を惹くようです。それと、小柄なベトナムの人達から見れば俺は超大柄。その俺が更に装束を着ているわけですからものすごい存在感だったようで、公演が終わって歩いていると“うぉ～っ”って感じで人が寄ってきます。

若い女の子達に囲まれて一緒の写真をせがまれるなんて、一生に一度の出来事かねぇ

兎にも角にも皆さん、お疲れ様でしたー！　東京でも打ち上げやりましょうね！

※写真付きのコメントを載せましたので興味ある方はどうぞ！
ハノイ（ベトナム）公演

ハノイへ

明日からいよいよ初ハノイ（ベトナム）
Japan Week “Sakura Festival” に出演してきます

こういう企画にしては珍しくオフが多いので楽しみ～

今回は楽器以外は何も持っていかないので、しばし音信不通になりまーす

神田川

今年は長持ちして綺麗やねぇ．．．