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2009年9月の5件の記事

2009年9月29日 (火)

うたたね座 - びわら びをら

いにしえのおと あしたへみやび
     ~雅楽ではなく、催馬楽でもなく、今々様~

Bv

今まで、やってそうでやってなかった『雅楽フォーマット』によるライヴです。雅楽のようで雅楽ではなく、催馬楽のようで催馬楽ではない音楽。また、普通の雅楽では見られない装束も登場します。

詳細(フライヤー)はこちら

2009年10月31日(土) 新宿/経王寺 本堂

第一回:14:00(13:30開堂)
第二回:18:00(17:30開堂)


うたたね・座
  中田太三 - 楽琵琶・笙
  浜根由香 - 楽箏・唄
  太田 豊 - 龍笛・高麗笛
  伊藤えり - 笙
  互井観章 - 鳴物・読経
  坂元一孝 - Ambience Track

※コンサートは二部構成になっており、『うたたね・座』は第一部担当です。第二部は藤原歌花さん(ヴィオラ)・窪田晴男さん(ギター)によるユニットです。

2009年9月22日 (火)

叫びの壺

Ca3900400001_2『叫びの壺』 ← れっきとした商品名

霊感商法ではありません

  

もう使ってないカードのポイント有効期限が切れるというので、商品リストから選んで頼んだ品。

こういうときは実用品ではなく、自分では決して買わないだろうものを頼むに限る

これ、何かというと、口にあてて(被せて?)大声で叫んでも“ささやき声”になるという防音グッズ。

要はストレス発散や夜中の歌練用の壺。カラオケ練習用の口に被せて音を漏れないようにするマイクというのは知り合いが持っているのだが、これの方が視覚的に面白い!

Ca3900410001 ちょうど作曲中で、いつでも録音できるようにマイクやレコーダーがセットしてあったので、さっそく実験!

ふむふむ、大きな声を出していて、途中でこれを使うと録音レベルが約20デシベル下がることが判明。

20デシベル下がるということは、聞こえる音が1/10になっているということ。具体的に言うと...地下鉄の車内の音が、静かな車の車内になるくらい。

防音効果としてはかなりすぐれているかも知れない。とは言え、大声が“ささやき声”にはならんな。

つーか、コレ、何に使おう??  真夜中に、夕日の写真でも眺めながら“バカヤロー”と叫んでみるのも、これまた一興

2009年9月19日 (土)

GET LUCKY

Ca390038新譜が届いた

オマケ付きの
国内未発売版

楽しみ~

前向きなタイトルが

2009年9月17日 (木)

催馬楽訳譜

やっと手に入れた...古書  今年は「信西古楽図」に続いて2冊目

「催馬楽」というのは、平安時代の流行歌のようなもの。今で言うポップス的な歌詞に雅楽的な曲を付けたものというか...。それゆえ、“おぃおぃおぃ”と言いたくなるような もののエッチな猥歌も少なからずある  というか、今時の歌よりはるかに危ない歌詞かも

ただこの「催馬楽」、記録上は60曲程度が残されているがすべて途絶えてしまい、現在、宮内庁楽部などで伝承されているのは江戸時代になってから復興された7曲のみ。それですら、林謙三氏のような研究者の立場から言わせれば、節回しやリズム割りの考証が明らかにおかしいらしいが...

Ca390036001 ところで『催馬楽訳譜』、昭和初期に宮内省式部職雅楽部(現在の宮内庁式部職楽部)の楽長を務めた京都方の楽家、山井基清氏の手によるもの。私の生まれた1965年に上梓されたもので、これは初版のもの。もちろん、とっくの昔に廃刊になっている。

山井基清という人は、大正時代にドイツへ渡って洋楽の勉強もしたくらい研究熱心な人。色々な催馬楽の復曲を試みたり研究をした人で、その集大成として発刊されたものがこの本。ちなみに、ご本人は上梓した5年後に85歳で亡くなっておられる。

で、何が「訳譜」かというと、この本、すべての催馬楽の曲が五線譜に訳されている。復曲ものに関しては基になった伝承本により複数のパターンまで載せてある。それらの五線譜もすごいのだが、それ以外の解説(研究)部分の記述が類を見ないほど充実しているので前々から欲しかったのだ。

この本、たま~に見かけることはあったのだけれど、綺麗な本はなかなかのお値段  ...なのだが、ネットで割安なのを見つけたので即座にポチった次第。

嫁さんは仕事で海外、子供は実家に帰ってるシルバーウィーク、ゆっくり読んでみるかなー。

2009年9月 7日 (月)

風来楽団

今週の土曜(12日)、『風来楽団』というユニットのライブに参加するのだが、今日はそのリハがあった。

このユニット、編成がすごい  

ボーカル、ギター、ピアノ、エレキベース、バイオリン×2、チェロ、コントラバス、オーボエ、コルネット、トロンボーン、ドラム、パーカス...に加えて、ガムラン×2、笙(俺)。

知り合い経由の依頼だったのだが、全員が初めて会う若い人ばかり。でもなかなか良い雰囲気。うっ、俺が1番オッサンじゃねぇか

それはさておき、普段、少ない音数で音楽を作ろうとしてる俺にとっては、もう怒濤の音圧と音色の洪水。でもそれがうるさいわけではなく、なかなか心地よくまとまっている。

アレンジの良さもあるのだろうが、エレキベース+コントラバスというツインベース状態がこの無節操にも見える上物達を綺麗にまとめている。クラシック楽器やポピュラー楽器の観点から見ると調子っぱずれなガムランや雅楽の楽器を良い具合に浮かせている。

自分が参加しない楽曲は聴いていないのだが、異種格闘技ポップスに興味ある方は是非

 

   日程:9月12日(土)
   場所:座・高円寺2
   開場:16:00 開演:17:00 
   チケット前売り/当日 3000円 
   お問い合わせ:
wind.come.orchestra@gmail.com

   詳しくはコチラ

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