ZOW (中田太三)

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Mark Knopfler

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2010年1月の5件の記事

2010年1月31日 (日)

“憧れ”見物の下準備...

あれから、ちょうど、四半世紀…      UK

Mk_rah

2010年1月17日 (日)

ぼちぼちいこか

ぼちぼちいこか

 

Bochi_3大阪出身のミュージシャンでこのタイトルにピンとこない奴はいないだろう。言わずと知れた上田正樹有山じゅんじの30数年前の名盤。

俺らの世代で言えば、ニューミュージックに少し食傷気味になって“渋い系”に興味を持ち始めた人、或いは初めからオトナな音楽から入った人が必ず手に取ったレコードだった気がする。

ご存じの通り、俺はギターを手にしながらもアメリカの土着系を起とする音楽(要するにブルース/カントリー/ジャズ)にはあまり興味を示して来なかった。それでも「ラグタイム」にだけは惹かれるのは、このアルバムの影響かな?と思っている。

聴けばわかるけど、メッチャ大阪な音楽がそこにはある。一般的には大阪のバンドと言えば「憂歌団」のイメージが強いのかも知れないけど、かつてこの2人が在籍した「サウス・トゥ・サウス」はそれ以上に大阪人にとっては伝説のバンドかも知れない。

Bochinew_6数年前、30数年の時を経てこの「ぼちぼちいこか」のリテイクアルバムぼちぼちいこか '08 フューチャリング くいだおれ太郎』が出た。小さい箱(スタジオ?)で“ブースなんかないけど一発録りしました~”な雰囲気は、“この人らにしかできん!”と思わせる何かがある。

 

そして、そのアルバムリリースの少し後に、千日前のくいだおれ閉店に伴う彼らのライブDVDが発売されたことは知っていたのだけれど、今日、やっとそれを見ることが出来た。 

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ライブ アット 道頓堀くいだおれ ぼちぼちいこか ザ・ムービー

 
閉店時のくいだおれの店その場所で、2人でアコギだけでやるライヴ。

 

いやぁ、ほんまに、もぅ、メッチャええねんて
なんちゅうカッコえぇオッサンらなんや

売れる売れへんより、歳いってこんなライヴができたらええなぁ~

人生の後半戦に入ったミュージシャン仲間達、是非一度、ご覧あれ...

御本尊(Mark Knopfler)詣での前に、やっぱ氏神さん(有山じゅんじ)参りに行こかな?

2010年1月16日 (土)

雷ガード

俺の部屋にはPCやら音響機材が犇めいているので、雷サージを防ぐために各コンセントには色々なメーカーの「雷ガード」が装着してある。

Laplace_30286311 さっき、mixi のニュースを見ていたら、とある「雷ガード」製品のリコール(発火・発煙)情報が載っていた。

 どこかで見たような気が... で、ラックに隠れた部屋のコンセントをすべてチェックしたら、同じのがあった 

(株)ノア NE-888 という製品。うちのは2000年製だから ピッタシカンカン(古っ!)

早速、交換の手続き

リコールなんてTVのニュースにでもならない限り、普段は縁がないと思って見過ごしているけど、消費者庁のリコール情報のページを見てみると食品から電化製品、医薬品...と、あまりの多さに唖然とするね。

気を付けよっと...

2010年1月15日 (金)

“ゆ”

やっと我が家の給湯器工事が完了した

家で風呂に入る...という当たり前の行為が、ある日突然できなくなってから3週間。

ガスや電気を止められたわけでもないのに、家で「お湯がでない」という、一見何でもないようなことが如何に“ひもじい”ものかを痛感した。

と同時に、前のブログに書いたような新しい発見もあったり。振り返れば(大袈裟な)、それなりに面白くもあったな。

...というわけで、好きなときに風呂に入ったりシャワーを浴びれるプチセレブな気分です

2010年1月 9日 (土)

男湯コミュニケーション

遅くなりましたが、アケオメです。今年もよろしくお願いします。

年末に給湯器が壊れた。うちはフルオートの集中型なので風呂はおろか、お湯も出ない生活が続いている。

老朽化しているので新品に交換することにしたのだが、かなり高額。定価ベースで工事費を入れると USA Fender の Starat が2~3本くらい買えちゃう金額なのです!

別に工事を渋っているわけではないのだが、同じ機種の同じ工事でも業者によって値段が15万近く違うことがわかり、複数の業者に来て貰ってアイミツを取っているので延び延びになっている...

...そんなわけで、年明けから息子と銭湯通い。

が、去年、自転車で気軽に行けた唯一の銭湯が廃業となったので、今や自動車で行く始末。面倒っちゃ面倒なのだが、銭湯に行って息子と男湯に入っていると、家とは違ったコミュニケーションが生まれる。

思い起こせば...俺が小さい頃に住んでた家には風呂がなかった(電話もなかった!)ので、3日とあけず銭湯に通っていた。番台のオバちゃんをおちょくってみたり、スナックのケバい(?)お姉ちゃん達に遊んで貰ったり(当時は幼かったので母親と女湯)、男湯に行けば目の前に遠山左衛門尉もびっくりな刺青アンちゃんがいて遠慮しつつマジマジと見てみたり、普段の生活では接点のないような人達が集まる、ある種の異業種交流の場に自然と馴染んでいた。

今の銭湯にはそういった親密な空気感もなけりゃ、龍や獅子や牡丹を背負った人もいないけれど、それでも見ず知らずの老若が素っ裸でウロウロしている場所には独特の開放感とか社会感(規律感?)みたいなものがある。

教育がどうこう言ってるけど、結局、今の子供に足りないものって、こういう見ず知らずの老若男女との当たり前なコミュニケーションなんだろうな?と思う。色んなことが便利になればなるほどコミュニケーションは希薄になり、同世代じゃない他人との接し方、大袈裟に言えば社会性が欠如してしまうんだろう。

考えたら音楽もそうで、レコーディングすると言っても家にPCが1台あれば成立してしまう昨今。誰でも簡単にある程度のモノができてしまうということは、どーでも良いモノもたくさん作られてしまうという面を併せ持っている。ネットで色んな音源を視聴できるけど“他人に聴かせるレベルか?”みたいな音源の何と多いことか...。あり得ないレベルの「売りモノ」もいっぱいある。

「自分で出来る」ことと「単なる自己満足」の違いを忘れないようにしたいものだ...

と、銭湯通いから予期せぬ思慮に耽ってしまうのであった。

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