MISSION: IMPOSSIBLE
『MISSION: IMPOSSIBLE』、日本では「スパイ大作戦」。そのDVDコレクション(雑誌)が出たので、創刊特別価格(¥790)の創刊号を計画的衝動買い
60年代後半~70年代前半のアメリカのTVドラマだが、我々の世代(特に男子)にとって、多大な影響を受けたことは間違いない。この番組に端を発した「スパイ手帳」を持った奴が周りに必ずいたはずだ!
個人的にはこの「スパイ大作戦」、「サンダーバード」、「宇宙大作戦(スタートレック)」が冒険心養成3点セットだったと思っている。(いずれも映画版は好きではない...)
どれも内容は現実離れはしているのだが、人形劇であるサンダーバードを除いた2作に共通するのは妙にリアリティがあること。その中の出来事とか登場人物に対して、身の回りのことや自分を置き換えられる何かがあるところが、仮面ライダーやウルトラマンを見て「中に人が入ってやってるのに...」と冷めた見方をしていた性格の俺ですらはまった要因だったのだろう。少なくとも「007」や「Star Wars」に成りきり的なはまり方はしなかったもんなぁ。
今見ても、あまり古臭さは感じず、うちの子供ですら喜んでみているところがすごいと思う。(「8時だよ全員集合」もそうだったけど)
そしてこの3つの作品に共通する、男にとって抗えない魔法の言葉、それは『任務』。この「任務」という言葉に男は弱い。意味なく「果たさなければならない責任・職務」という使命感を感じてしまう。「君の仕事だ!」と言われると「面倒くせぇ~」と思ってしまうが、「君の任務だ!」と言われると「了解しましたっ!」と敬礼したくなってしまうのは俺だけ
歳とともに、単に稼ぐという「ニンム」に翻弄されがちな昨今、非現実的でも良いからワクワクするような「任務」を持ち続けたいものだ。
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