月曜のニュースで話題になったのでご存じの方も多いと思うが、日曜日、悲願(?)のアリスのコンサートに行ってきた。アリス・東京ドーム「~明日への賛歌~」。
今でこそノップラーだマッギンだアッカーマンだなどとほざいているが、何を隠そう、初めてアコースティックギター(当時はフォークギター)を手にしたときに弾いたのはアリス。
ストロークは「チャンピオン」で覚え、アルペジオは「遠くで汽笛を聞きながら」で練習し、スリーフィンガーは「秋止符」、カーターファミリー(まがい?)は「帰らざる日々」と、中学時代にギターを弾き始めた頃のコピーと言えばアリスかイルカだった。
なぜ“悲願”か?と言えば、ネットも金もない中学生にとって、当時全盛だったアリスのプレミアチケットを手にする方法などなかったからだ。要するに、30年近い時を経て初めて行くアリスのコンサートだったのである
...感動とか感激ではなく、“懐かしい”感が強かったかな? MCでチンペイ(谷村新司)が言ってたように、4万2千人が集まった巨大な同窓会みたいな感じ。客層はと言えば、俺なんか年齢的には最下層クラスだったな。そりゃアリスがヒットを飛ばしたのは俺が小学生の終わり頃~中学にかけてだから、ファン層は主に俺らより上の年齢層。
しかし、まぁ、長いコンサートだった。15時開演(実際の始まったのは15時20分頃かな?)で、終わったのが20時前
北海道や九州から来ている人も少なくなかったので、当日帰る人だろうか、終演前に席を立つ人も多く居た。
内容的には色んな時代の曲を網羅していて面白かったけど、途中、1時間ほどあったゲストコーナーはいらんかった気がする。色んな人(坂崎幸之助、押尾コータロー、真心ブラ、他)が出てきてアリスの曲を一緒にやるんだけど、なんだか中途半端なあの1時間、会場的にはかなり冷めた状態だった気がする。(元JAMの Takuya が出たのは個人的にサプライズだったが...)
もっとも、その引き気味な会場の雰囲気が、その後のヒット曲怒濤の連チャンを盛り上げる為の計算だとすれば、それはスゴイ策略なのだが、もしそうだとすればゲストに対してこの上なく失礼な話なわけで...
でもまぁ、総論的にはすごく良いコンサートだっと思うし、間違いなくDVDが出るんだと思う。行った人にしかわからない、幾つかのえええーーーーっ!なハプニングが、何事もなかったかのようにどう編集されているか、それが楽しみだ!
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