ZOW (中田太三)

facebook

グリムス

Mark Knopfler

My Favorite Artist

« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »

2010年7月の7件の記事

2010年7月19日 (月)

コンクール

今日、息子がお箏(琴)のコンクールに出た。
宮城道雄記念コンクール』。

昨年、本番直前に盲腸で入院してしまい、余儀なくDNS(棄権:いきなりレース用語?)になってしまったコンクールだ。

リベンジに燃えていたわけではないだろうが、結果は児童の部で「秀位の一」。要するに四位。スポーツで言うメダルは逃したが、初出場なのに“でかした”

本番に強いのは彼の何よりの強みかも知れない。少なくとも、今まで散々聞いた家での演奏より遙かに安定していて軽やかな良い演奏だった。「練習でできないことは本番では出来ない」というよくある正論に、まったくもって反対意見を持つ親(というか俺)の考えを実証してくれたかのようだった。

毎夜、師匠である母親と練習なのか喧嘩なのかわからない状態とは言え、ほぼ10年、続けてきただけの成果が1つの形になったのだと思う。

本人的にはメダルを落とした今からがリベンジ(?)の様相。コンクールだから出場者全員がある程度のレベルなのは当然の話で、そういった人達に囲まれて刺激を受けたようだ。これはとっても良い前向きな“欲”である。

これから先、技術を磨いていくのは大いに結構。だが、技術だけが優れていても意味がない。審査員の先生から頂いた「ミスはあったが、音楽的に面白い演奏」という講評の意味を忘れずに頑張って欲しいと思う。

俺的には、この『音楽的に面白い演奏』と言うのは最大の賛辞だと思うぞ...

2010年7月18日 (日)

ら〜めん

ところ変わって池袋。

Ca3e00361

俺と同じ名前を冠したラーメン屋に入る。なかなか美味かった

2010年7月16日 (金)

増井光子さん

また1人、若い頃に憧れていた人が亡くなった。

000038629増井光子さん(享年73歳)。女性獣医師の先駆けでもあると同時に、日本の獣医師のシンボル的な存在だったと思う。イギリスでの乗馬競技中の事故とも伝えられている。

若い頃(中高生)、唯一的に目指したカタギな仕事、それが獣医だった。音楽なんてものにウツツを抜かしていなければ、おそらく獣医の勉強をしていたと思う。いや、半ば本気で目指していた時期もあった。

獣医と言っても、犬猫病院経営ではなく、海外の保護区や動物園などでいろいろな動物に携わる仕事がしたかった。

そんな時期の俺にとってのアイドル(?)がこの増井光子さん。当時は上野動物園の専属獣医。当初、「無給でもいいから働かせて!」と上野動物園に掛け合ったというのは有名な話。その後、多摩動物公園・上野動物園などで初の女性園長を歴任された。

増井光子さんの著書はほとんど読んでたし、講演を聞きに言ったこともある。その闊達な性格と、あきらかに自分の身よりも周囲の動物たちを気にかけている姿勢には感銘より、良い意味での“呆れ”を感じたものだ。獣医師や動物園などといった枠に収まらない元祖スーパーウーマンの1人ではなかろうか。

欧米では、ともすると人間の医師よりも獣医の方が社会的地位が高く見られる傾向がある。自然保護意識が高い欧米では、獣医は『自然環境すべてを診る医師』という立場で捉えられるからだ。

比して、犬猫や畜産がメインで視野の狭かった当時の日本の獣医師のレベルの低さに対する警鐘を鳴らした人でもあったし、彼女に感銘を受けて獣医師になった人も多かったのではないかと思う。

病気ではなく、乗馬競技での事故という最期が何とも増井さんらしい気がしなくもない。

ご冥福をお祈りします...

2010年7月15日 (木)

まだあった…

まだあった…
仕事の打ち合わせで大阪。お昼でも食べようと江坂で降りる。

おっ! このフォルクス、大阪に居た10代後半、走り屋仲間と夜な夜な来た店だぁ…

超食い盛りな歳頃、メインの肉が来るまでにサラダバー3往復は当たり前だった。

その頃にたむろってった店はほとんどなくなったけど、ここはまだあったんだ…!

2010年7月13日 (火)

♪しれぇ~とこ~のぉ~♪

“岬”にまでは行っていないが、知床(食)紀行を書こうと思いきや、共演者の小林純氏が自身のブログで書いているので、そちらをご覧あれ つーか、綿菓子を貰って喜んでる姿まで載せるとは...

前稿で書いたが、何度も訪れている北海道だが、雪のない季節に来るのは初めて! 端的に言うなら、“スノーボードに関係のない北海道は初めて”なのだ。

雪の季節にも感じたことだが、初夏のこの時期、白と緑の違いはあれ、自然の勢いが圧倒的に違う。車で走っていても、一見、同じような風景が延々と続くかに見えて、目を凝らせば凝らすほど何か発見がある。

まぁ、個人的にはイギリス近郊で見かけてから気になっていた「干し草ロール」、いわゆる「ロールベール」があちこちにあり、しかも色のバリエーションがあったりで車の中で一人で盛り上がっていた。もっとも、地元の人達にとっては、こんなもんの何が面白いんだかわからんだろうけどね 

Dscn1613(演奏会場)

肝心の演奏の方は尺八+ピアノ+笙orギターという変わった取り合わせ。でも初夏の雰囲気にマッチした曲揃えとなり、2日にわたる演奏も好評のうちに終わり、良いステージだったと思う。

※ここからはちょいと専門用語勃発です

今回、個人的にイチかバチかでぶっつけ本番投入したものがあった。それはギターのピックアップシステム。かつて20万近くをかけて搭載したピックアップシステムが気に入らなくなり、数年前にすべてはずしてからはピックアップを付けていなかった。少し前、ふと気になった製品があったので海外から取り寄せ(日本ではほとんど見かけないメーカー)、装着してみた。

このピックアップ、音の“質”はめちゃくちゃ良い。ドングリの背比べな数多のピックアップの中にあって、音の傾向は玄人好み的(?)。装着方式はコンタクトに近いが、構造はエアマイクと言う変わりモノ。ただ、装着場所がかなりシビアなことと、ちゃんとしたXLRでのプリアンプ入力とEQでのハイ補正は必須(構造上、エアーの近接効果っぽい状態)になる。ドンシャリではないし、単体では使えないピックアップなので一般受けはしないだろうな。

あれこれ考えた末、前段に昔から愛用してるマイクプリアンプ/EQを通し、後段に倍音でハイを出す為にオーラルエキサイターを繋ぐのはどうか?と...

これら機材は家にあったのだが、まだちゃんとしたテストすらしていなかった。が、今回の会場はPA設備の都合でギターをラインから取ることになってしまい、ぶっつけ投入。

結果は...ほぼ狙った通りの音になり大満足 やはり俺はプレーヤーではなく、エンジニア指向なのか???

このピックアップシステム、何も特注な機材を使うわけではないので、もう少し研究したら公開しますね~ 写真の真ん中にあるテーブル右上の緑の箱重ねがそうです

2010年7月11日 (日)

現在地、羅臼

現在地、羅臼
ウトロ(知床)での2公演が終わり帰路の途中、羅臼。

向こうに見えるのは国後島…

2010年7月 5日 (月)

悲願? 夏に北海道!

一昨日、7月3日(土)、東京電機大学・鳩山キャンパスにて T's color の公演がありました。

T's color 初の龍笛投入に加え、プロのPA屋をも泣かせる(?) T's の楽器編成を学生の皆さんがセッティングするということでドキドキものでしたが、無事終えることができました。

ここではあまり宣伝をしていませんでしたが、来てくださった方々、スタッフの皆さん、どうもありがとうございました。


...で本題。

冬にしか行ったことのない北海道に、ついに、ついに 夏に上陸することになりました  しかも、イギリス3連チャンに続いて今年4つ目の世界遺産訪問。その場所は...知床

今週末、7月9日(金)・10日(土)の夜、知床第一ホテルにて古くからの盟友である尺八奏者の小林純、そしてピアノの多田聡子さんと共に演奏します。

お近くの方は...、と言いたいところですが、お近くに知り合いがほとんどいないなぁ...

■第106回 知床第一ホテル ロビーコンサート

小林 純:尺八
多田聡子:ピアノ
中田太三:笙・アコギ

■2010年7月9日(金)、10日(土)

■時間 19:45開場  20:00開演 

※時間は変更になる可能性がありますので、詳細はホテルまでお問い合わせください。

« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »