CHICKEN GEORGE
大阪での仕事のついでに(?)、オフを取って神戸へ。阪急三宮の駅を降りるのは何年ぶりだろう? 神戸には来ているが、いつも車なので電車で来ることなんて十数年ぶりなのだ
まずは生田神社へお参り
いやいや、お参りが目的ではない。目的は生田神社の隣のココ。震災後、店が新しくなってから初めて行く、神戸のライブハウスの老舗、CHICKEN GEORGE。
大昔、まだ前の店だった頃に来た記憶があるが、その頃とはまるで違う洒落たビルの地下。
中も広々と余裕のある作りで良い~感じ。仕事柄つい目がいってしまうのだが、置いてあるギタースタンド1つを見ても、東京に良くある壊れそうな適当な備品ではなく、ちゃんとしたものが揃っている。もちろんPA機材もスタッフもちゃんとしている。
で、何を観に来たかと言うと、コレ。日本人でもっともリスペクトしているギタリスト、有山じゅんじと先日のブログで書いた西岡たかしのジョイントライブ。
特に西岡たかしは自分が音楽をやりたいと思った初期に影響されたにもかかわらず、実際に観るのは始めて。もはや御歳60代後半、ニューミュージックより前のフォーク世代の重鎮である。
そのためか、客層は俺が1番若いくらい?ってな感じ
前売りでは整理番号が71だったのだが、開場時に居たのは7人 結局、3番目の入場で、最前列へ...
しかし...こんな大御所2人のライブなのに...客数は30前後だろうか? なんか得したような、侘しいような妙な気分。
撮って良いのかダメなのかわかんないんだけれど、撮ってて何も言われなかったので載せても良いかな?(関係者の方へ:不都合があれば連絡ください)
まずは有山さんのステージ。いつものゆる~い感じで始まり、最初はステージ横のソファーに座って歌い始める。このゆる~い掴み(?)がたまらない
あとはいつものように、ビールを飲んだり、煙草を吸いながらのMCなど、ありやまな世界に包まれる。
途中から西岡さんのステージ。あのライブLPに収録されていた曲などが始まると、思わずじ~んとしてしまう。一線を退いておられたことやお歳のせいもあるのか、演奏は少々(かなり?)おぼつかない感じはあったけど、歌声はそのまま。さすがに高域が出ない感じは否めないが、目を閉じて聞いていると、高校生の頃に聴いたカセットがリアルに目の前にある感じ。
後半は有山さんとのデュオで、西岡さんの緊張もほぐれたのかMCが乗ってきて面白くなる。そして22時、西岡さんの“いっつも、もう寝てる時間やん!”で笑いを取った後、アンコールで往年の名曲「遠い世界に」を最後にライブは終わった。
6月のノップラーに続き、本当に嬉しいライブを見たな...
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コメント
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あの時に話していたライブ、行けてよかったね。なんとも言えぬ感動に包まれたことでしょう。
また詳しく聞かせてくださいな。
投稿: Yoshi | 2010年9月26日 (日) 17時21分
■Yoshiさん >
本日、大阪から帰還しました。3日後にはまた行くんですが...
なんか、そういうライブって、良いとか悪いとか、面白いとか面白くないとか、そういうのとは別の次元かもな~。
例えれば...昔の彼女にあったとき、当時あった出来事なんかすっ飛んで、懐かしい風景と目の前のリアルな風景のギャップが嬉しいような寂しいような...そんな感じかなぁ?
特に今回は箱自体がそういう場所だったんで(店的には昔のままだけど、場所も建物も変わってる)、尚更そーいう感じだったかもな。
投稿: ZOW | 2010年9月28日 (火) 01時12分