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2010年9月の3件の記事

2010年9月26日 (日)

サウンドメッセ in 大阪

Logol 楽器の展示会は色々あるけど、アコースティックギターに絞った展示会、サウンドメッセ in 大阪 2010が実家近くの千里で開催された。

アーティスト、ビルダーともに懐かしい顔に会いつつ、前々から興味を持っている音楽(楽器)向けエネループを開発している三洋電機の方が居たので、発売時期や想定金額などあれこれ話を聞いてみた。(内容はいずれ...)

大手メジャーブランドの楽器はどこでも見れるので興味はないが、個人ビルダーの楽器を一挙に見たり、ビルダーさんと直接話せる機会はそうそうないので、なかなか興味深く楽しめた。

 

 

 

Img_1223 そして、同じ関西出身でありながら、現在の工房と俺の自宅がスグ近く(東京/日野市)で、アコギのメンテでいつもお世話になっている IINUMA GUITARS の飯沼さんのブースを訪れる。

飯沼さんの新作、オールマホ(全部マホガニー[花梨]製)のギターを試奏しながら、しばし歓談  近くにいらっしゃった Sakata Guitar の坂田さんも加わってギター話で盛り上がる。

午後過ぎになって会場がかなり混み合ってきたので、人ごみが嫌いな俺は会場を後に...。ぶっちゃけ、ガヤガヤした中でアコギを弾いても繊細な音のディテールなんてわかんないもん

Img_1235 俺は原則“買うつもりのないギターは弾かない!”主義なので基本は見るだけなのだが(欲しくなったら困るし)、それでもビルダーごとの考え方というか、素材(木材)の処理やデザインなどが並んでいると比較しやすく、面白い展示会だった。

明日もやっているので、関西圏のアコギ好きは訪れてみては?

2010年9月25日 (土)

CHICKEN GEORGE

大阪での仕事のついでに(?)、オフを取って神戸へ。阪急三宮の駅を降りるのは何年ぶりだろう?  神戸には来ているが、いつも車なので電車で来ることなんて十数年ぶりなのだ

Ca3e0058  

まずは生田神社へお参り

 

 

 

 

 

 

いやいや、お参りが目的ではない。目的は生田神社の隣のココ。震災後、店が新しくなってから初めて行く、神戸のライブハウスの老舗、CHICKEN GEORGE

Ca3e0059 

大昔、まだ前の店だった頃に来た記憶があるが、その頃とはまるで違う洒落たビルの地下。

中も広々と余裕のある作りで良い~感じ。仕事柄つい目がいってしまうのだが、置いてあるギタースタンド1つを見ても、東京に良くある壊れそうな適当な備品ではなく、ちゃんとしたものが揃っている。もちろんPA機材もスタッフもちゃんとしている。

 

 

Dscn1659 で、何を観に来たかと言うと、コレ。日本人でもっともリスペクトしているギタリスト、有山じゅんじ先日のブログで書いた西岡たかしのジョイントライブ。

特に西岡たかしは自分が音楽をやりたいと思った初期に影響されたにもかかわらず、実際に観るのは始めて。もはや御歳60代後半、ニューミュージックより前のフォーク世代の重鎮である。

そのためか、客層は俺が1番若いくらい?ってな感じ 

前売りでは整理番号が71だったのだが、開場時に居たのは7人 結局、3番目の入場で、最前列へ...

しかし...こんな大御所2人のライブなのに...客数は30前後だろうか? なんか得したような、侘しいような妙な気分。

撮って良いのかダメなのかわかんないんだけれど、撮ってて何も言われなかったので載せても良いかな?(関係者の方へ:不都合があれば連絡ください)

Dscn1673まずは有山さんのステージ。いつものゆる~い感じで始まり、最初はステージ横のソファーに座って歌い始める。このゆる~い掴み(?)がたまらない あとはいつものように、ビールを飲んだり、煙草を吸いながらのMCなど、ありやまな世界に包まれる。

途中から西岡さんのステージ。あのライブLPに収録されていた曲などが始まると、思わずじ~んとしてしまう。一線を退いておられたことやお歳のせいもあるのか、演奏は少々(かなり?)おぼつかない感じはあったけど、歌声はそのまま。さすがに高域が出ない感じは否めないが、目を閉じて聞いていると、高校生の頃に聴いたカセットがリアルに目の前にある感じ。

後半は有山さんとのデュオで、西岡さんの緊張もほぐれたのかMCが乗ってきて面白くなる。そして22時、西岡さんの“いっつも、もう寝てる時間やん!”で笑いを取った後、アンコールで往年の名曲「遠い世界に」を最後にライブは終わった。

6月のノップラーに続き、本当に嬉しいライブを見たな...

2010年9月19日 (日)

tama Rock

tama Rock ...聖蹟桜ヶ丘、多摩川と浅川が合流する辺りにある一ノ宮公園で行われたイベント。秋晴れの中、片道約10Kmをママチャリ飛ばして行ってきた  (※かなり疲れた

「エコ、レク、ライブがひとつになった、地球一体型フェスティバル!」と銘打ってあり、ライブステージやレクリエーションコーナー、フリマ、屋台出店などなど...

Ca3e0055_3 ...と言えば、大きなイベントそうに聞こえるが、河原でやる完全なるローカルイベント。fuji Rock が武道館だとすれば、tama Rock は吉祥寺のキャパ50の箱といったところか?

元々は地元のアーティスト達が「野外ライブをやろう!」と集まったのが始まりのようで、今年が5回目だっけかな? いぃ~感じのジモティーっぽさが溢れている。

ライブステージも一般の人が名前を聞いて知っているようなメジャーな人達ではないのだが、良くある素人参加モノではなく、それなりに実力・実績のある人達を呼んでいるのでドキドキせずに楽しめる  (まぁ、どこ行っても曲より先にPAのセッティングとか、使ってるギターの特定に神経がいってしまうんだけどね

Ca3e0057_2 数組を見ただけだが特筆的に良かったのはこの人、村田和人さん。おそらく出演者の中ではもっとも年配かも知れないが、アコギ1本で歌も上手いし、曲も良いし、ギターも雰囲気あるし3拍子揃ってる。

MCもこなれた感じだし、なんか大昔に聞いたことのあるような曲を歌ってるし、いったい何者? と思いながら、帰ってきてよくよく調べたら 80年代にメジャーで色んな曲を書いてる超ベテランじゃん  どうりで…納得

でもね、ライブを見るといつも思うのは、この“アコギ1本でやってる歌を聴きたい”と思ってCDとかの音源を聴いても、収録されているのはフルな豪華アレンジでかえって“あ~ぁ”って感じになってしまうのは俺だけ?

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