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2011年5月の5件の記事

2011年5月29日 (日)

廃品アクセ ボールエンド編

Dscn1814ボールエンド(Ball End)と聞いてわかる人?

ギターなど弦楽器の弦で、ブリッジに弦の片方を引っ掛ける部分に付いている丸い筒状(?)の金属。エンドリング(End Ring)と言う人も居る。

俺は弦を換えるときにこのボールエンドをはずして保管するクセがあるのだが(※理由はマニアックなので別途...)、ギターの弦を1度交換すると6個のストックが出来る計算。

単体で見ると微妙にビーズのようでもあり、前々から何かに使えないかな?...と思っていたのだが、ネットを見ていて

凧糸を使い、マクラメの要領で試作品を製作。実は昔、パワーストーンに凝った時期があったのでマクラメの超初級な編み方は知っていた。試作品を見て“こりゃいける”と思い、大の中を近所の100円ショップへ麻糸を買いに...

Dscn1815帰ってきて製作開始。

ぜんぜん柄に合わないことをしていると自覚しつつ、でも作り始めると意外と好きなんだよね。

小学生の頃、母親の見よう見まねでクロスステッチにハマったこともあるくらいなのだ!(冬休みの自由課題でクロスステッチ作品を出したら、家庭科の先生に“親にやって貰ったでしょ?”と信じて貰えなかった経験がある

Dscn1816...そんなこんなで、ボールエンド携帯ストラップの処女作が3点完成。

Dscn1819みるみるエスカレートし、4つ編み導入作品。

このカラフルなボールエンド、わかる人には色の順序でどこのメーカーの弦かわかるのよね。

実はこのボールエンド部分に弦を繋ぎ止めるための処理方法にこそ、各弦メーカーの威信がかかっていると言っても過言ではないのだよん → チューニングの安定性はここの処理で決まります

Dscn1820さらにエスカレートし、オリジナルタグとサイン・検品印までつけて商品化

いやいや 売りはしないんだけどさ

などなど、休日の午後の過ごし方でした...

Dscn1817


← 最近、我が家に増殖しつつある“うんちくん”御一行。(本文に関係アリマセン)

2011年5月26日 (木)

おべんきょ

今日より社会復帰 …な、話ではなくて

少し前、新しいCDをリリースする知り合いから「共同原盤」の権利関係のことで質問を受けた。(※原盤…この場合、CDの元となる音源が収録されているトラックダウン後の記録媒体(マスター)のこと ← 通常はマスタリング前のものをさす)

著作権(&著作隣接権)のことは俺も特に勉強したわけではないのだが、十数年前、リリースした自分達のCDのことで製作レーベル側とプチ泥沼試合を演じたことがあるので否応なく“ある程度”は知っている。

Ca3e0104先の質問にはその経験で“なんとなく”答えた。間違ってはいないはずだが、「ほんまか?」「根拠は?」...という自問自答もあって、音楽著作権に関する解説書を買ってしまった

まだ全部は読めてないけど、半分は“なるほど”、半分は“なんで”ってな感じで、頭の中がこんがらがっている。そりゃまぁ、わかりやすく書いた解説本ではあるが「音楽著作権」って要するに法律だからねぇ 用語定義がややこしい

文中にもあるけど、確かにミュージシャン仲間でもこういうことに詳しい人は希有。いや、ほとんどの人が無頓着。日本では「プロダクション」という独自の職種が介在して、ここら辺を一手にやってくれるからなんだそうな。

“なんと便利な”...と思う?

でもこれって、「税金を給与天引で徴収」という日本独自の(お上に都合の良い)システムによって、税金に無頓着なオバカなサラリーマンが大量生産されているのと同じ構図やんか (年貢上納に疑問を持たない国民性?)

そう、本来は仕組みを知ってて自ら手続きすべきものを誰かが勝手にやってくれている...ってことは、それは誰かにとって『都合が良い』方法だということなんだよね。でなきゃ、お上(税務署など)やプロダクションが慈善行為をやってくれるわけがない

オリンピッカーだったスノボの師匠が、“スポーツバカはプロ選手にはなれない”と言っていた意味を思い出す。

いまさらだけど、オバカの仲間入りをしないようちゃんと勉強しよっ!

2011年5月25日 (水)

これは嬉しい...

不調で週初めから寝込み中 明日には復帰予定

...な、最中、ちょっと嬉しいニュース。俺がジンジャエールおたくであることは以前書いたけど、6月にこんなもんが発売されるようです

http://www.asahiinryo.co.jp/company/newsrelease/2011/pick_0524-1.html

2011年5月22日 (日)

たい焼き

前にも書いたことがあるけど、“たい焼き”に目がない。もっと言えば、「かしわ餅」と「さくら餅(関東では道明寺)」にも目がない。

いずれリタイヤしたら、たい焼き屋かお好み焼き屋をしたいと思っていたりもする。「じゃりン子チエ」に出てくる、お好み焼き屋のオッチャン(百合根光三)に密かに憧れている。(いやだから太ったわけじゃないよ

  

ここ最近、かつてない持続的体調不良なので病院へ検査に行った。その最寄りの駅(中央線:日野駅)の下にたい焼き屋がある。以前からそこで売っている「かりんとう たい焼き・黒たい( 数量限定品)」というのがあって、検査が終わるや否や脇目もふらずに直行

Dscn1808それがコレ。右側は普通のたい焼き。

いやこれ...う、う、うまいっ

皮がカリッとしてて、でも堅すぎず程良い食感。

ここのたい焼き、普通のはあんが多くてちょっと飽きるくらいなんだけど、かりんとうたい焼きは皮の香ばしさと相まって尻尾の先まで美味しく頂けます。

このたい焼き屋、「銀のあん」という、たこ焼きで有名になった「築地・銀だこ」と同系列のフランチャイズ。

関東が多いけど、大阪近辺なら守口・伊丹・西宮に店があるみたいです。近くに行ったら是非トライしてみてねん

2011年5月15日 (日)

六十年の鼓動

なんだか焼酎の銘柄みたいなタイトルだな

オーバーホールに出してあったスミスくんが2ヶ月ぶりに帰ってきた。

楽器でもなんでも、俺は外観以外はオリジナル主義ではないので、不具合部分は部品交換(製作)してもらって、“今”使えるものにする主義。

スミスくんは1947年の英国製(メカ部はスイス製)なので、かれこれ64歳になる。ここまでちゃんとしたオーバーホールははじめてだったかもな。

ということで、交換した部品。

Dscn1793_3まずは心臓であるゼンマイ これが60年以上、スミスくんを動かしてきたのかねぇ?

狂いが出ていたとは言え動いていたのだから当然と言えば当然だけど、錆びもなく綺麗なもの

俺の手元に来るまでに、どこの国でだれがこれを巻いていたんだろうか?

Dscn1794_5 あとは、壊れかけてた裏押さえ、歪んでいた下ホゾ、脱落したネジなど...

ネジなんて「ここにあるよ!」と言って貰わないとわからないような小ささ。ホント、時計って精密部品のかたまりなんだなぁ。

Dscn1798_4こういう「機械モノ」に意味なく惹かれる(&浪費する)のはやはり男の特技なんだろうか?

だってこんなのが自力で60年以上動いてんだぜ

 

そー言えば、受け取ってから半日以上経ったが、1分も狂ってないぞ スゲーな  (...機械式手巻きなのでイマドキとは精度の単位が違います

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