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このブログを始めた本来の話題、久々の機材ネタ (慣例的に、機材ネタは長いです
)
ACE TONE(エース・トーン)というブランドをご存知だろうか? オルガンやギターアンプに興味のある方は知ってるはず...だよねぇ??
大阪(住之江)で産声を上げた「エース電子工業」という会社の製品。1960年代後半~1970年代前半の国産主力ブランドの1つ。この「エース電子工業」の作っていたギターアンプが ACE TONE。当時、国産ギターアンプといえば Guyatone、TEISCO、ACE TONE が御三家(現存するのは Guyatone のみ)だったようだ。
この「エース電子工業」は電子オルガンの技術を持っていたこともあり、後にハモンドオルガンの日本法人である日本ハモンド(現在はハモンド・スズキに譲渡)に吸収されるが、実はこの時、「エース電子工業」の創立者と技術陣が退職して新たに起こした会社が、世界に誇る日本ブランド「Roland」なのだ それゆえ、「エース電子工業」は“ローランドの前身”として語られることも多い。
...以上、前置き
ブームに乗ったわけではないが、ここ数年、楽器や機材の断捨離にいそしんでいる。「君とはもうやっていけいない」「好きだけど...養えない
」「家庭内別居中
」「ただの浮気相手
」「単なる腐れ縁
」のような楽器・機材に別れを告げ、愛せる(使う?)ものだけを手元に残す、或いは分相応なモノに買い換えるようにした。
結果、収蔵品目は全盛期の半分くらいになったかなぁ? 中には買ったときより高額で処分できたものもあった...
そんな中、売っ払ったものの、なくて困る(寂しい)思いをしていたのがギターアンプ(まぁ、エレキはあんまり弾かないのだけど)。フルテンだと間違いなく退居命令が出る、オールチューブ(真空管)のちょい高価なギターアンプにサヨナラしたものの、その後に良いのがなかった。
兼ねてから音響機材でよく言われる「チューブ(真空管)神話」には疑問を持っている。「暖かみのある」「ウォームな」「艶のある」音色...ってやつ。それって、真空管の見た目イメージじゃないの?と思う。確かにあの光は味わい深い。
経験上、実際は真空管機材の方が耳に痛いことが多い。あと、電源を入れてからの時間経過...5分後、30分後、1時間後で確実に音が違ってくる。あるレベル(音圧)以上になると真空管の方が綺麗に“丸まって”くれるが、それ未満ではトランジスタの方がスムースでキメが細かいと思う。
確かに、良く設計され吟味されたパーツで構成された(=高額)なチューブ機材の音は良い。が、それはソリッドステート(トランジスタ)機材だって同じこと。実際、オーディオの世界ではソリッドものが優位になりつつあると聞いたことがある。
確たる音の志向があってチューブアンプを使ってる人は素晴らしいと思うけど、そもそも、日本の住宅事情でチューブアンプを操れるようになる人がどれくらい居るのだろう? かと言って、安価で多機能なソリッドアンプも、本来の目的を失った携帯電話並みにモノとしての面白みはない。(反スマートフォン派)
...あかん...何を書こうとしてたのかわからんようになってきた
←機材ネタでよく陥るパターン
漢(おとこ)の結論
あれこれ探した結果、こんなものを入手した
1974年製(おそらく)の ACE TONE mini-8。当時の ACE TONE ラインナップの中で1番小さいモデル。もちろんソリッドステートアンプ。
1vol, 1tone。とーぜん、ドライブさせて歪ませるなんて機能はない クリーントーン勝負のみ
ちっちゃいのに、な、な、なんて漢らしい...美し過ぎる しかも、贅沢なことにリバーブとトレモロも付いている
このエースくん、店ではなく、ある方から直接入手したのだけど、単なる中古品ではありません。
すべてを分解し、ハンダや線材を交換し、キャパシタ(コンデンサ)なども今のハイエンド用パーツに換装、ディスクリート出力段のノイズ対策にパスコンなども付加したオーバーホール&カスタマイズ品。
いうなれば、当時の設計思想のまま、現在のハイエンドパーツで再構成したらどうなるか?的なもの。
考えたら、これを作った人たちが、後の世界定番ソリッドアンプとなる Roland JC(通称:ジャズコ)を作ることになるわけで、こいつはJCのお爺さんのようなものなんだな。
試して見たい方は、ギター1本持って我が家にお越しくださいませ(身内に限るけど)。そのギターの音まんまが出てきます。(もっとも、お歳柄、ヒス系ノイズは多めです
← 我々の世代にはむしろ懐かしい音
)
言っときますが...フルテンにしても、ほとんど歪みませんから~!
翌日の予定に余裕があるとき、1人で夜中の散歩に出ることがある
最近は夜中と言えど、かなり暑い
が、たま~にだけど、冷やっとした空気が流れてくることがある。ここら辺はマンションやら一戸建てやら公園やら畑がかなり混在しているので、緑があるところは空気が冷たいのかな~?...くらいに思っていた。
今日、滅多に通らない道に入ったら、近所なのに迷ってしまってウロウロしてるうちに、この冷やっとした風がある場所のことで、あることに気付いた。
緑も確かにあるのだが、それより大きな要因...それは「アスファルトじゃない場所」。
とは言っても砂利だけの駐車場はダメみたいで、要するに『土や芝生がある(広い)場所』の空気は冷やっとして澄んでいる。
温暖化とともに電力需要が膨大になり、そこへ来て脱原発の風潮と節電対策というパラドックス。
子供の頃、自転車しか通らないような、周りを竹藪に覆われた実家の前の道がアスファルトになった時、「モグラはどうなるんだろう?
」と心配したことがあった。
どーでも良い路地裏までびっしりと覆っているアスファルト、本当に必要なのか?と思う。
脱原発も大事だけど、『脱アスファルト』 も必要なんじゃないのか?
真夜中に、身長187cmの俺が、高さ12cmの下駄...都合2mの大男が、カランコロンと音を立てながら一本歯で歩いているシルエットは、さぞ不気味なことだろう...
昨年の6月、Mark Knopfler のコンサートを観にロンドンまで行った話をブログに書いた。 |
![]() |
![]() と、そのとき、衝撃的な事実が発覚した |
それが、これだー ... 1 |
Mark Knopfler - Piper to the End (Royal Albert Hall 03.06.2010) |
今夜の我が家での、お小遣いの使途をめぐるやりとり...
嫁: どうしてないの?
子: 知らねぇ~よ!
嫁: 使ったんでしょ?
子: 知らねぇ、っつってんだろーが!
...嫁さんと...息子の会話...なのに
...ものすごい
...違和感を感じる
...大阪弁の父...なのでした
大昔、教科書で見て以来だ…
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