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2011年9月27日 (火)

若竹のように

うちは3LDK。リビング・俺の部屋・嫁の部屋・あと1つは...普通は寝室とか子供部屋なんだろうけど、うちは楽器&譜面庫(?)を兼ねた物置部屋になっていた。

息子も中学2年、そろそろ子供部屋を作らなきゃ...という話は前々からあったのだが、物置部屋 子供部屋の模様替えに想定される労力があまりに大きいため延び延びになっていた。

が、この3連休、珍しく全員がノー・スケジュールという希な条件が揃ったため、ついに決行

物置部屋を空にすることは不可能なので、部屋の半分を埋めている大型のクローゼットや棚を各部屋に分散配置し、空いたスペースにロフトベッドと机を配置する案を採用。

結果として俺の部屋を除く「2LD」分、要するに3部屋の景観がガラッと変わると言うこと。これって、もはや「模様替え」ではなく『引っ越し』と同じ。しかも家の中で大型家具を順次移動するから、ほとんど倉庫番ゲーム状態なのだ

なので購入した家具なども、3日間の作業進捗に沿って適切な時間差で配送されるように指定しておいた。

1番の難関は...物理的に収納場所がないから物置部屋があったわけで、そこを半分空けると言うことは、物置部屋の半分に相当する分の“何か”を処分しなければいけないということでもある。

流行の断捨離ではないが、存在を忘れていたようなモノは、例え思い出の品であってもまた存在を忘れるだけだし、もう聴くことのないような温存しておいたレコードやカセットも大量処分

結果、丸3日かけてなんとか子供部屋が完成。

110925_202901山場はロフトベッドの組み立てだったな。頑丈なものを買ったので超重量級。フレームに上段ベッドを接合する際、普通はフレームを横に寝かせれば良いのだけど、前に大きなクローゼットが鎮座しているのでそんなスペースはなし

なので...俺が重量挙げのようにベッド部分を持ち上げ、子供が四隅のボルトをはめていくしかない。もし俺が持ち堪えられなくなったら、ベッドの下敷きになって重傷を負うか、前に倒してクローゼットを大破させるしかないのだ。

いやもぅ......“なにしてんねん! アホ、早よボルトいれなあかんやろ!! さっさとせんかい!!!”と、半狂乱状態。腕がプルプル震えてベッドが揺れるので接合穴が噛み合わず、息子がボルトをはめるのが大変なのもわかっちゃいるが、こっちにそれを許容する余裕はない

終わってみれば笑い話だが、ホンマ、えらいこっちゃった 全身筋肉痛です。

窓を全開した記憶のない物置部屋がこんな風になるとは感慨深いものがある。と同時に...、「これでもう子供と枕を並べて寝ることなんてなくなるんだろうな~」とか、「自分が死ぬ前に、自分にしか価値のないモノは処分しておくべき」とか、妙に色々と考えてしまう家庭内引っ越しなのでした...

 

Ca3e0010で、タイトル。

ピン!と来た人がいるかも知れないけど、中学の一期生卒業記念品。

30年近く、存在を忘れていた気もするが、果たしてどれくらいの人が今でも持っているんだろう?

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コメント

もってるよ、この卒業記念。
紐の部分が色あせてるけど。。。。
なつかしいね。

倉庫番とか、全身筋肉痛とか、
アタマもカラダも使ったってこっちゃ!
たいへんだったねえ・・・でもかなりすっきりでしょ。

そうか中学2年で独立部屋ね・・・参考にさせてもらおうっと。
うちにもやがてやってくる問題だし、僕が単独でどこかに事務所借りたいな、なんて夢みたいな事も考えているけど、どうなるかわからないなあ。

若竹のように・・・今は中学2年の息子さんにこそふさわしい言葉じゃな。

「おもろいおもろい~」とゲラゲラ笑いながら読ませてもらいました

で、最後の最後にグイッと惹きつけられたこの写真
めっちゃ懐かしいぃ~
「うちにこれまだあったけ~」と実家の母にすぐさま写メを送ったけど、物を捨てられないけど素晴らしく整理整頓の上手な母から「わからんわ~」と返事が届いたわ

きっとないな~。
大事やと思ったこともないし、多分早い時期から完全に存在を忘れてた卒業記念やけど、急にこの手にあの重さを感じたくなりました

■うめさん >

箱の隅に寝ていたので、オークションで言う「美品・新品同様品」ですわ 文鎮の一種なんだろうけど、あの頃はこういう記念品が多かったよねー。
 

■KOWさん >

小さい子供にプライベートな空間を与えるのは反対派なんだけど、さすがに中学生ともなると必要だと思うんだよね。良し悪し含め色々な意味で何かに集中する、『男』を育む空間ではあるからねぇ

それと、うちはお弟子さんとか来客が多いから、リビング部屋だと居場所がなくなる。俺自身が集中してるときに水を差されるのが殊の外嫌いな性格なもんで

いや、そりゃね、俺も自分専用に近くのワンルームでも借りて、この部屋を子供に明け渡すのが理想だったんだけどさ...
 

■まるる>

確かに“大事か?”と言われると疑問な品ではあるけど、裏の「1980.3.13 豊中市立第十三中学校 第一期生」って刻印が大きいね

ふと...二期生以降も刻印が違うだけで同じモノが配られたんやろうか?

恒例行事案化のある年末同窓会(12月30日)に持って行こか?

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1779497788&owner_id=1321420

10月にBeeさんことあっちゃらのちょっとしたセッションがあるけど、たいぞうさん、行きますか?
もちろん、僕は行きますよ。我らがクワイアの指導者ですから。。。
その前後の時期に、粟根との食事会も画策中。決まればご案内しますね。

じゃあ。

年数が経って気付く大事なもんってあるよね~。
大事な物の価値観も変わってくるし。

年末にプチ同窓会の予定があるのん~?
行けたらいいなあ~。

あの、ドデカ文鎮、時間があるときに実家を探してみるわ~。
もしかしたら弟が持ってるかもしれんしな。
もし見つかったら一生ものになるな!

東京から持ってきていただくのは重すぎるので、お気持ちだけいただいておきま~す!
ありがとう♪

日付も入ってるんやったら、俺なら頑丈なハコに入れて13中の敷地に埋める。何百年かして発掘されたとき、「なんでも鑑定団」みたいな番組で取り上げられるねん。

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