FREAKS
とある曲がきっかけで、Freaks(フリークス:あえて和訳しません...)に関する英用語(スラング?)やら社会的背景や生活を調べていたところ、偶然探し当てた映画。
なんと80年以上前の作品。色々な問題があって上映禁止になったり作品自体が闇に葬られかけたりした末、近年、再評価され DVD が発売されていたので入手。日本でも昭和初期に上映されたらしいが、邦題は「怪物團」。Freaks が何のことか知っていると、如何にも日本のプロモータ的なダイレクトすぎる邦題に唖然。
ストーリーはともかく、実態の分からない Freaks の生活が垣間見えるように描けている(それが知りたかった)。決っして「見て!」とお薦めできる映画ではないけど、今の時代、絶対に撮ることのできない作品。
この作品を上っ面だけでホラー映画と見るか(特撮も特殊効果も一切無いですが)、撮影じゃない部分(出演者たちの境遇?)を含めた人間ドラマと見るかはその人次第。
ちなみに、そのきっかけとなった曲の歌詞というのが...『昔は Freaks というのは見に行くものだった。が、今の時代、TV というメディアがあなた自身をいつでも Freaks にしてくれる(してしまう)んだよ』...という内容(かなり意訳・要約?!)。
不謹慎を承知で言うなら、震災報道はその典型かも知れない...
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